息子が旅立ってから4年経ちました。


4年前の3月22日、桜が満開の時期でした。  


大好きだった桜も、あの日以来見るのが辛くなり、2年前、ソメイヨシノが咲かない地域に移り住み、今に至っています。


息子と暮らしていた場所、息子の着ていた服や持ち物…全てが愛おしくて大切な思い出だけど、大切な思い出が逆に心を苦しめ、身動きが取れなくなるのも事実でした。


思いきっての移住はそんな辛い思いから逃げるための手段でした。


長年勤めていた会社も辞めて、今までとは畑違いの分野に転職し50歳にして新人になりました😅当然、先輩や同僚はみんな年下ばかり。約30年ぶりに新人研修も受けました。

誰も知り合いのいない場所で1から生活の基盤を作るのは大変ですが、辛い思い出に触れながら生活するよりは幾分楽に感じています。


息子のことを思わない日は1日足りともありません。今も息子の遺骨は手元にあり、朝晩息子に話しかけるのが今でも日課です。先日4回目の祥月命日を迎えましたが、お寺に法要は頼みませんでした。いつもと同じように私ひとりでお経を唱え、綺麗なお花とたくさんのお菓子をお供えしました。


できるだけ穏やかに息子と向き合いたい。心を乱すことなく…


年中綺麗な花が咲き乱れ、綺麗な海に囲まれているここにいると自然と心穏やかになれます。


息子にも穏やかな波動が届きますように。

苦しみや辛さから解放され、今は穏やかに安らかに休めていますように。


愛する息子にまた会えるその日まで、もう少し頑張ってみようと思います。




100万輪のてっぽうゆり




今は紫陽花の季節



ブーゲンビリアタワー

綺麗なビーチがあちこちに


海の中も