2回目のインドは、南インドでした。

私の滞在していたアシュラム(修行場)は、南インドのケララー州というところにあり、

自然保護地域の中にある、とってもスピリチュアルなところ。

一番近い大都市が、トリバンドラムというインドでも中規模の町。

飛行機は、スリランカ航空で、コロンボ経由だったので、

そこから、トリバンドラムに入りました。


アシュラムでの1ヶ月は、それはそれは、色々な経験が盛りだくさんの時間でした。

朝は5時半に起きて、6時から瞑想。

瞑想後、サットサンといって、先生方の有難い教えを聞き、

その後は、軽くチャイでお茶休憩。

8時からメインホールでヨガの練習。

その後、10時からブランチ。(ほぼ毎日カレー・・・)

その後、12時まで少しお休み。この間、洗濯したり、電話したり、

インターネットしたり・・・。

12時からはチャンティング、バガバッドギータの勉強。

そして、13時からはメインレクチャー。

インドの哲学、ベータの勉強やら、解剖学やら、それが約2時間。

そして、夕方16時からヨガの練習。

最後のほうは、湖のほとりで汗とほこりまみれになってやってました。

その後、18時から夕飯。

それまでに、シャワー浴びたり、洗濯したり、、、。

そして、20時からはまた瞑想とサットサンの時間。


サットサンの前後には、必ず、歌の時間があって、

ガネーシャの歌や、チャンティングなど、毎日1時間以上は歌ってました。


こんなことを毎日続けて、時にはやめたくなった時もありました。

1ヶ月という時間は短いようにも思えますが、

インドの哲学を通じて、自分自身と向き合ったり、

瞑想やチャンティングを通じて、自分自身と向き合ったり、

そういう時間はとてもとても長く感じられました。


人間、どこにいっても、何をしていても、その性質は変わらないもので、

インドに行っても、それは感じました。


私がこの時感じたのは、

自分の身体を直せるのは、自分しかいない。

自分は自分が思っているほど、自分自身について深く知らないし、

知ることを求めてもいない。


でも、本当の心の穏やかさ、幸せを手に入れるには、

本当の自分を知って、うまくコントロールしていくことが必要なんだと思いました。


私はインドに行って、ものすごく元気で幸せになりました。

たくさん嫌なことや汚いものも見ましたが、

それこそ、本当のゼロクリアが出来たと思います。


カーニャクマリという、インド最南端の岬、お勧めですよ。

ビベーカナンダさんという、インドの有名な高僧がひらめきを得た、

ビベーカナンダロックという岩があり、その上で瞑想できます。


南にいくなら、とことん南まで。


また、インドに行きたいな~。