日が長くなりました。
横浜では空が朝4時すぎに光を取りもどし始め、
夕方6時半ころまで光を抱きつづけてています。
とっとと仕事を片づけて飲みにいくと実感します。
職場の仲間と店に向かう道すがら
傾いた陽を受けた街並みは赤味を帯びた表情をみせています。
看板や入口にまだ灯りが点っていないすっぴんの店を前に、
勇んでいた気持ちにいくぶん気恥ずかしさが混じります。
☆☆☆ ◆
- おつかれさまぁ~ X 4
いくらか高めにあげたジョッキを合わせ、
喉をおりる最初のひと口の冷たさを味わってほっとひと息。
大きな窓の外はまだ明るくても、もう気恥ずかしさはありません。
なんだか、早い時刻に仕事を終えて飲み始めたような錯覚が、
労働後の小市民を得した気分にしてくれます。
☆☆☆ ◆
日の長さが小さな幸福感を呼んでくれるのであれば、
いっそのこと、真北に進路をとり緯度90度を目指しましょうか。
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