ピアノコンサートに行った


一緒に行ける人がいなくて

せっかく買ったチケットを売りに出してたけど

一緒に行ってくれる人が見つかって


お互い時間がなかったけど

そのピアニストの演奏は聴けた

ピアニストが作曲した曲が

アンコールで演奏された


穏やかで

暖かくて

まったりしたテンポで

楽譜も読めない私だけど


息子たちがいる世界はこんなところなんじゃないか、そう思えて

やわらかい光のような

陽がさすような

息子たちが笑っているような

昔のアニメで教会で

パトラッシュとお空に還るあのシーンを思い出す


盲目のピアニストは何をみたのか


涙がこぼれて仕方なかった


2日後私は戸籍上一つ年齢が増えた

そのこと自体何も嬉しくも

感動も思いもないのに

祝っていただいた

私を励まそうといつも思いを寄せてくださる皆さま

お気持ちありがとうございました


一瞬、一瞬

半歩前に進めるかな?

と何年も持ったことのない気持ちがよぎった

でもそんなの気の迷いだったみたい



最近の私はそうなる前と何も変わっていない

言葉選びも下手だし

相変わらず地雷踏むし

タイミングも悪くて

周りに気が回らない

そしてネガティヴ


なのにこの頃見えちゃったり

目の前の人の気持ちになったり

離れてる人の感情が浮かんだり

そんな感覚がやってくる事が出てきた


私のこの先や悩みの答えや

自分の事は何も解決できないのに

とうとう壊れちゃった?

ただ、息子を思う時だけはいつでも

涙が流れる


この先の私の生きる時間に

喜べる出来事なんて

どの占い師にも口にしてもらえない

全て失って歳をとるだけだから仕方ないよね


池袋の事故裁判に関してお父様が言ってた

私もそのまま。

時間が出来事や思いの前を通り過ぎるけど


還って来ない事実が全て

過去は変わらない