暑くて晴れた日が続き
引っ越してそのままの
息子の布団や
こたつ掛けを
収納が余りにもないこの住まいで
圧縮袋を購入して
コンパクトにしようと
エアコンをかけず
ベランダの窓を全開にして
干しては圧縮して、
を汗だくで繰り返していた
頭が少し痛かったので
ポカリを飲んでタイマーをかけて少し横になった
そのままそれが
起き上がれなくなってしまった
救急車を呼んだら目立つし
体温計も無いし
タクシーを呼ぶにも
ググる余裕は全く無く
エアコンのスイッチを入れ
床に転がるのが精一杯だった
CMしてる経口補水液も
体に取り込まれない感覚だった
床に転がりながら
回らない頭で
取り止めもないことを考えていた
このまま息子に会いに行きたいけど
頭が痛くて
まだ遺言書いていないし
親を残して行けないし
何より、あのダンナに
私の全てをもって行かれる
それだけは避けないと。。。
体がエラくて戻したり
頭が痛くて
胃がムカムカして
動けなくて
一人暮らしだとこういう時に
一人って事を実感し
現実を突きつけられる
体調が悪いと気持ちも病んでしまうんだと思った
事故の一週間前
私に似て扁桃腺の弱い息子は
熱を出して寝込んでいた
「行こうか」
と言うと 来なくていい
と言うが、その後ラインは既読にならず
心配した
事故後部屋に行った時
冷蔵庫に友達が買ってくれたジュースや
サラダや
デザートがまだあった
息子の携帯を見れるようになって知った事実
助けあって過ごしていたんだと知って
感謝と共に
机の上にあった
今も捨てられずに息子の机の上に置いてある耳鼻科の薬の袋を見て
息子がどんな思いで寝込んでいたか
行ってあげれば良かったと後悔や
自分のこの身や
裁判の現実やこの先や色々を思い
何に涙が出るのか分からずにいた
エアコン無しで生きられない世界
資本主義の利益優先の世の中
日本の壊れてしまった四季
破壊される世界の自然
便利さと自由という怠慢を選び続ける人類
様々な占い師が
多くのスピリチュアリストが言うように
「自分がした事は自分に返る」
そして今年は「暴かれる年」
生きにくくなった地球も
私の人生も
選んだものの責任だと寝込んで初めて痛感した