今回の離婚調停で

郵便物を転送してる関係で

申立て人から書類が届いた時、

最初の調停まで1か月を切っていた。


焦った私は知り合いに頼んで

「次は絶対相手より格上の弁護士を頼みたい」

と思っていたので、県内イチの弁護士事務所から独立された先生を紹介された時、

半分、勝ったような気分になったほど嬉しくて

すぐに面会に行き

翌日着手金を払い委任契約した


が、一回目の打ち合わせで

「息子さんの慰謝料たくさん入るんだから財産分与なんて放棄しなさいよ」

と言われ、

二回目の打ち合わせで

涙を堪えて説明していると

「そんな目で私を睨まないで!」

と何度も言い

三回目で私は自分の意見を言うのをやめた。

するとそのあと予定が入っていたのか

さっさと帰ってね、私忙しいから。

と言わんばかりに自分の用件だけ話して

「今日はこれで。」

と言われた。

もうやる気のなさが丸出しだった。


私は毎回、紹介してくださったご夫婦のカオが浮かび、言いたい事を我慢して飲み込んだ。

高いお金を払って

どっちがお客様ですか?

と言わんばかりに一方的で

いつも説明は無く

「感情論なんか要らないから」

「結論だけでいいから」

賢くそんな争いに慣れた“先生”には

私の不安も主張も22年の結婚生活の悔しい思いも

息子の事故も

「結果、関係無い」

のだと毎回端々に滲み出ていた


そんな態度も

考えも

甲高い声も

早口で捲し立てる言い方も

先生の言ってる事がわからないカオすると

バカにしたように説明し出す表情も

「苦」


でしかなかった。

離婚もだけど、

あんたとの関わりも早く終わりたい


そう思わせる

弁護士だった。


毎回「辞任させていただきます」

と脅され、

八方塞がりだ、

辛くて悲しくて

どうして私ばかり、

こんな人が弁護士?


「体調が良くない」

って良く弁護士に言ったけどそれは

あんたも原因なんだよ。

そう言いたかった


それを家族に言うとまた

「高いお金払ったんだし

言いたい事我慢する必要無いわ!」

私を心配してああしろこうしろ、

と責められる


それでも大金払ってまた

他の弁護士探す。

なんて選択肢は私には無かった。