皆さん、こんにちはニコニコ

 

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今回も、皆さまに役立ちそうな雑学をご紹介していきたいと思いますニコニコ

 

雑学⑤「飽和潜水」

 

 「飽和潜水」とは、人間が深海の水圧に耐え、安全に長時間作業ができるように開発された潜水技術である。

 

 スクーバーダイビングでは、一定以上の深さになると、タンクの高圧空気を呼吸し続けることで体内組織に通常以上に気体が溶け込み、「窒素中毒」「酸素中毒」や浮上時の「減圧症」のリスクが高まる。そこで、体内への気体の溶け込みは、ある一定量(飽和)を超えると、それ以上は行われないという原理を利用して、あらかじめ体内にヘリウム等の不活性ガスを飽和状態になるまで吸収させておく「飽和潜水」が開発された。

 

 この方法では、潜水時に体内に過剰な窒素が入る余地がほとんどなくなるので、水深100メートル以深でも安全に潜水できるようになる。

 

 日本では、飽和潜水を実施できる組織の一つが海上自衛隊であり、2008年5月には、潜水艦救難艦「ちはや」の潜水員が450メートルという日本新記録・世界第2位(当時)を達成している。

 

 飽和潜水の手順

 

 潜水士は、まず潜水前に船上にある加圧タンクに入り、深海と同程度の高い圧力をかけた状態で一定期間過ごす。

 

 次に、潜水用カプセルで加圧したまま海中へ降下し、目的の深さで潜水士は外に出て作業を行う。

 

 作業が終わった潜水士は再び加圧タンクに入り、水深120メートルであれば1週間ほどかけて少しずつ圧力を減らして、身体を元の状態に戻していく。

 

 

 

 次回の雑学もお楽しみください。

 

 

 

 

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