雑学④「ライドシェア」

皆さん、こんにちは

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今回も、皆さまに役立ちそうな雑学をご紹介していきたいと思います

雑学④「ライドシェア」

　ライドシェアとは、自家用車を持つドライバーが、同じ方向に行く人を乗せて移動するサービスをいう。ライドシェアは、カーシェアリングとは異なり、ドライバーが自分の車を運転し、同じ方向に行く人を乗せることで、移動費用を削減することができる。

　日本では、ライドシェアはいわゆる「白タク」行為として一般的には禁止されているが、過疎地では特例措置として「自家用有償旅客運送」制度として認められている。

　具体的には、京都府京丹後市、北海道中頓別町、兵庫県養父市等である。

　また、日本国内においては、ライドシェアを利用できるアプリやウェブサイトがある。

　人口約２万人の兵庫県養父市では地元のＮＰＯ法人が平成３０年（２０１８年）から同制度の活用を進めており、現在、１０人の住民が自家用車を使って客を運んでいる。年間で４００件前後の利用件数がある。

　最近は全国でタクシー運転手不足が深刻で、インバウンド（訪日外国人）の急回復やコロナ後の働き方の変化を受け、観光地や都市部でもタクシーを待つ長い行列ができるなど、タクシーの供給不足を解決する現実的な方策として、解禁に向けた議論が加速している。

　今後は、政府の作業部会において大都市や観光地、過疎地域等の首長を始め、幅広く意見を聴いた上で、課題となっている過剰供給による交通渋滞の深刻化、運転手全体の経済的困窮、既存の交通事業者の経営を圧迫する可能性（業界団体の強い反対）、安心・安全に対する懸念等について、丁寧に議論を進めていく方針である。

　次回の雑学もお楽しみください