こんにちは
あなたの未来を笑顔にするお手伝い、
占い師・講師の杏純(アンジュ)・ケイトです。
今日6月10日は癸酉(みずのととり)、
日盤は九紫です。
今日は、時の記念日です。
さて昨日の「乱談のセレンディピティ」の
話を読んで友人がコメントをくれました。
友人によると、
「昔はそんな風にセレンディピティを大切に、
と指導されてたけども、今は感じが変わってしまったよ~。
偶然こんなことが出てきちゃった、
という論文はそもそも受け付けてもらえなくて、
『こういうことが起こると思うので
それについて今から研究いたしまする。
そこんとこよろしく』
と先に研究内容を登録しておかないと
論文が通らないのよね~」とのこと。
「じゃあ実験途中で、やっぱり仮説が間違ってたらどうなるの?」
「全部パ~。やり直し」
「え~」
(もちろん仮説を立てなおし登録可能ですが、時間はかかりますね)
「だから論文ねつ造とかが多くなったのかねぇ」
という話に発展しました。
(お、でもこれが乱談のセレンディピティちゃうん)
昔と違って、研究者も一年毎に契約更新があったり、
学生でものんびり研究できるような予算がそもそも
大学になかったりして、研究成果(=論文)がでにくい上に
「仮説」どおりに行かなかったらパー
というのはなかなか厳しいですね。
今回の友人の業界がそういう制度で、
他の業界はまだセレンディピティを大切に
できてるのかもしれません
(友人も学生の時の業界から異業種に移ったので
そもそもの業界の作法が違っていたのかもしれません。)
が、外山滋比古さんが思うほど、
理系でもセレンディピティがそのまま
もてはやされてるわけでもないみたいです。
でも、たまたまケイトのブログから
久しぶりの友人とこんな話が出来て面白かったです。
業界の異なる人が集まって、
一つのテーマで話をしてると
本当に業界ごとに考えてる事や
体験してること、感じ方までも違ってビックリします。
せっかくの同窓会でも、
自分の血圧やら病気やら子供の自慢話じゃなくて、
こんな話が出来たら楽しいのにな、と思いました。
しかし、論文なんてそもそもAIに書かせたら早いんじゃ…。
これもなくなる作業になるでしょうね。
もう一つ指摘が。
「『セレンディピティ』の説明がないのは不親切ちゃう?
ブログの内容は誰にでもわかりやすく、
複雑な内容もできるだけわかりやすく説明する
(指導要領みたい)
という目標が達成できていないでしょ」とお叱りが。
あぁた、私の指導教官か。
という訳で、次回はセレンディピティと
もう一つよくいわれているシンクロニシティ
との違いの説明をわかりやす~く説明したいと思います。
できるかな?
今日も読んでくださって本当にありがとうございました。
あなたの心に優しく寄り添います
杏純(アンジュ)・ケイト