こんにちは
あなたの未来を笑顔にするお手伝い、
占い師・講師の杏純(アンジュ)・ケイト
です。
今日3月29日は庚申(かのえさる)、
日盤は九紫です。
今日は庚申日。
陰陽五行説では、十干の庚は陽の金、
十二支の申は陽の金で、比和(同気が重なる)と
されている。
庚申の年・日は金気が天地に充満して、
人の心が冷酷になりやすいとされた。
庚申に続く辛酉も金性が重なり、
かつ辛は陰の気なので
冷酷さがより増すとされた
庚申の日にそんないわくがあったとは。
冷酷になったり、冷酷な扱いを受けたりされても
今日は庚申の日だから、と大目にみましょう。
もちろん、それは自分自身を嫌な思いから
守るためです。
という訳で、今日は冷酷な扱いについて
ということで最近読んだ本の話題です。
この本はたまたま本屋さんで見つけたのですが、
一気に立ち読み(カフェ読み？)してしまい、
結局買ってしまいました。
まんがでわかる隣のサイコパス／名越康文／ポンプラボ／・文松岡リキ
内容は、
「あなたが普通に過ごしていても、知らない間に
サイコパスの人々から疲弊させられ、
自分が悪いのかと責め、そして自分自身が
精神的な病に陥ってしまう」、というようなもので、
とってもわかりやすくまとまっています。
サイコパスというと冷酷な人
というイメージがありますが、
実際のところ高機能のサイコパスの人は
人あたりが良かったり、優しかったりするそうです。
また頭も非常に良く、
周りの人を魅了するすべを熟知しているので
知らず知らずの間に相手の信者になってしまい、
いつの間にか思うままに動かされていることも
あるそうです。
漫画の実例が、
「あ～、あるある」みたいなものが多く、
間に入る解説も本格的なものなので、
ちょっとしたバイブル的に
使いたいなぁと思って買いました。
この中で一番心に残ったのは
「サイコパスは、罪悪感を感じない」
というところでしたね。
罪悪感を感じない人なんているの？と思ったのですが
「もしかしてあの人って」みたいな人が
何人か浮かびます。
そういう人のペースに乗せられないということが
一番大事だそうで、とても納得いく内容でした。
たまたまこの本を立ち読み(失礼)して
本棚に返そうとしたら、
若い女性の方が手に取られ、
そのまま熱心に読んでおられました。
彼女も何か思うことがあったのかなぁ、
と妙な親近感を感じました。
鑑定でも、
人間関係で大変悩んでおられる方の中には、
そういう方との関わりが原因じゃないのかな？
と思うことがあったのでなんとなく
もやもやしていた気持ちを表す言葉をくれた本でした。
鑑定でも、
「自分が悪いんです」とすごく自分で自分を
責めてらっしゃる方がいらっしゃったのですが、
あの時この本を知ってればもっと自信を持って
「あなたは悪くありませんよ。」
と言えたのにと残念です。
ご興味があれば、ご一読下さいね。
ちなみに、私は「サイコパス」が
いいとか悪いとかを言ってる訳では
ありませんので、その点はご容赦くださいね。
今日も読んでくださって本当にありがとうございました。
あなたの心に優しく寄り添います
杏純(アンジュ)・ケイト