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保険会社の、保険金不払い問題

先日、損保会社の事例を特集していました。


営業員が、加入者の過去の病歴を告知しないようにアドバイスして、保険に加入させ、入院時に保険金請求をすると、告知違反で、会社が支払い拒否


子宮がんで入院した人に、過去の胃潰瘍を口実に、支払い拒否


脳卒中の後遺症で介護が必要になった人に、10年前の病気を理由に、支払い拒否


など、など・・・・・・



これが、名の知れた一流会社のすることなのでしょうか?


中には、社内マニュアルに、「過去の病歴を理由にして、支払いを停止せよ」という指示・通告をしている会社まで・・・・



なぜ、これが、詐欺罪ではないのでしょうか?


支払う意志のないお金の支払いを前提にした契約は、「詐欺」でしょ?



保険という商品は、目に見えないモノを売っている訳ですよね。


「将来、病気やケガなどでお金が必要になった場合」に備えて、「保険金」を支払うという「約束」を買う。


「不安」という漠然としたものに、「安心」で備える



それに、会社絡みで「約束をどう破るか」のマニュアルを作成しているとは・・・


名の通った会社だから大丈夫だろう、と安心して加入したのに・・・・


ここまできたら、もう、一流会社ではないですよね。




「目に見えないモノ」を売るのは、大変です。


目に見えるモノなら、お客様が自分自身の目で見て、触って、体感して納得されます。


目に見えないモノ、将来に備えるモノは、「信頼」で買っていただくのです



以前、大型コンピュータの基本ソフトウェアの営業をしていました。


コンピュータソフトも、目に見えません。


基本ソフトなので、アプリケーションと違って、その場で使えるモノではなく、アプリケーションを作る道具です。会社のシステムの根幹を担う重要なモノです。


ひとつ数千万円から、億単位の商品です。


しかも、毎年メンテナンス料も数千万円必要な高額な商品です。


私の所属していた会社は、社員200~300人の中小企業です。


ソフトなので、バグ(不具合)があるかもしれません。


将来の、コンピュータのバージョンアップに、対応できるか、という、不安もあります。


そんな中、日本中の一部上場会社の、60%位が、私の勤めていた会社のソフトを買ってくれていました。



何を根拠に、買ってくれたのか・・・・

と、考えると、


「信頼」だと思うのです。


性能は優れていましたが、ブランド力はありません。


私達営業の仕事は、お客様の会社の、担当者・責任者・部門長・役員と、わたしの会社の専門家・役員をいいタイミングで引き合わせて、「信頼を得る事」だったのです。


「この会社なら、わが社の、システムの根幹を任せてもいい」


そう思っていただける、信頼です。


それ故、サポートが大変です。


外国からの輸入品だったので、日本語化・ OSバージョンアップ対応など、信頼にこたえていかなければならなかったからです。



私は、私の体験からしか、お話できませんが、どんな仕事でも、同じではないでしょうか?



顧客は、その人や、商品を信頼したからこそ、買うのです


それが、高いモノでも安いモノでも・・・・



会社にも、それに携わる人にも、その信頼」にこたえる「責任」がある、と思うのです。


それが、ビジネスだと思うし、それが、社会だと思うのですが・・・・・



知事の汚職や、公務員の横領や、県の裏金問題や・・・・


「国民の信頼にこたえる責任」を感じず、私利私欲に走っている事件ばかりが、目に付きますよね~~


まあ、これが、表に出てきたのは、いい兆候ではあると思いますが・・・・