NHKのプロフェッショナル
ベンチャー企業で社長を務める女性が出ていた
創業13年。電子機器の検査機械を製造販売する会社だ。
社員60人。おもしろいのが、品川の高層ビルに、社長から、経理、営業、機器製造が、一室にある事。
セクショナリズムを排除するには、物理的な壁が、障害となる、と。
もうひとつ関心したのが、「人を育てる」事をかなり重要視すること。
徹底的に、社員ひとりひとりの能力や、気持ち、モチベーションを大切にして、目配りを忘れない。
かといって、売り上げ・利益目標は、最優先。
決算9日前に、急遽大量受注がキャンセル。目標まで2億足りない。
「どうしたら、達成できるか」熟慮の結果、中国に的を絞る。
急遽社員を中国に送り、なんと、決算前に3億の売り上げを叩き出した。
普段から、社員ひとりひとりの能力をキチンと把握し、信頼関係を保っているので、イザという時、こんな荒業ができる。
彼女の人材教育方針は、
「壁にぶつかって、人は伸びる」
「背伸びをさせて、育てる」
「失敗が人を育てる」 失敗を恐れないでいい、と安心させ、思い切って仕事をさせる
とにかく、笑顔が素敵な、厳しいながらも目の奥が優しい、素敵な女性でした。
ちなみに、彼女が起業したのは、技術者である夫の夢を叶える為。
なんという、器の大きな、素敵な女性だろう。
大企業で開発者として働いていた夫の夢が、擦り切れていくのが耐えられなかったから、と、大手外資コンサルタント会社を退社し、創業。当初数年は、売り上げも信頼もなく、寝られない日々が続いたという。
夫は、副社長として、技術開発に専任。
「経営は彼女に向いているから」
「男・女」ではなく、得意分野を分業する、そういう意味では、夫も器が大きい、と思った。