以前、公立中学で非常勤講師をしていた時のこと。
夏休み明け、授業中の問題集を解いている最中に一人の生徒がつぶやいた。
「なんで、学校来なきゃいけないんだ?ネットとかで勉強すればいいじゃん」
ん~最も・・・
そこで、教室巡回中の私が、くるりと振り向き、
「いい質問だね。何でだろうね・・・」と、少しはなした後
彼は、「水筒のお茶のんでもいい?」
私 「ん~、そういう事教える為に学校来るんだと思うよ」
生徒 「?」
私 「社会には、ルールがあって、一見よさそうに思っても、社会では
ダメな事あるんだ。そのルールを知るためにも学校にくる意味あると思う」
生徒 「だって、大人だってルール守ってないじゃん」
私 「そのとおり! でもさ、そういう大人好き?」
生徒 「ん~」
私 「ルールにも、必要なのと、いらないのがあると思う。
壊さなきゃいけないルールもある。
そのルールを破る事で、自分を嫌いになるか、好きになるか、
が判断基準じゃないかな?」
授業後、職員室で他の先生とこの話をした。
すると、先生は、「よく、そういう話につきあいますね。私なら無視します」と・・・・
私の返答がよかったか、悪かったかはわからない。
でも、生徒の小さな疑問を無視せず、話せた事は、よかったのでは・・・と思う。
「大人に何言っても、返事は決まってる」と子供の頃の私は思ってた。
だから、期待もしてなかった。本音を言う気もしなかった
子供の頃の自分の疑問への返答だった気がする
子供たちの小さな疑問に、ちゃんと答えていける大人でいたい、と思う