弟の魂が永眠する、と守護霊様に告げられ
私はずいぶんと落胆した。
永眠
永遠に眠る事。
もう弟と交信できなくなる事。
あの優しい声を聞けなくなる事。
それは私にとっての深い悲しみや絶望。
しかし
永眠とは
永く眠る事ではないか?と思い
守護霊様に確認したところ「そうだ」というお答え。
「傷ついた魂を癒すために永く眠るのだ」と。
そうだよね。
傷の回復には時間が必要だし、ゆっくり休む事も必要だ。
私は気を取り直し「弟は魂の傷を癒すために眠っているのだ。またいつか話が出来るようになる」と自分に言い聞かせている。
毎日毎日
弟の位牌にお線香をあげる度に
「魂の傷が癒されるために眠っているんだもんね」と言ってみる。
おそらく私は私にそう言い聞かせているのだろう。
悲しみを長く引きずってはいけない。
弟は天国でスヤスヤ眠っている。
魂の傷が治ったら またお話出来るさ。
それを望みに長生きしようと思う。