地球時間2021年11月29日
今日は弟の誕生日だった。
生きていれば61歳になっていたね。
正人の大好きなケーキやチョコパンを買ってお祝いをした。
食べ物のエネルギーが届いていると良いなぁ。![]()
「こんな所に来ると思わなかったんだ。」と弟のさやきが聞こえる。
どういう意味かな? こんな所って? 天国にいるんじゃないの?
別の所に移動になっちゃったの?
そんな事を瞬時に考えた。
どうやら弟は「自分が死んだ。」という意識ではなかったようだ。
急に魂が肉体から飛び出してしまい天に上昇している、と思っていただけで
「もう地上に戻れない」事を最近になって理解したようなのだ。
「姉ちゃんや皆ともう会えないんだ?」と聞いてくる。
「そうだね、知らなかったのかい? だから姉ちゃんはこんなに毎日泣いているのさ」
そう言うと 正人は静かに「知らなかった・・・」と答えた。
ただ天国に行って神様のお手伝いをしてくるのだ、とだけ思ったらしい。
「でもさ。天国の皆は優しいんでしょ? 神様の手伝いはやりがいがあるんでしょ
こっちに居て辛い身体を動かしているより全然良いじゃん。」
とりあえず励ましてみる。
「・・・うん・・・。」
やっぱり寂しい弟の返事がした。