ここからは四方にいる龍神さんと合祀されている神様たちにお参りする時間。

リウの仲間(先輩?)かもしれない青龍さんはもちろん、私が特に気になったのは撫龍の像。



田無神社さんには「撫でてご神気を感じてください」みたいな像が何個かあって
撫龍はそのうちの一つ。

龍なんて撫でられるものじゃないですからね。

ご神気云々の前に「うわぁ……龍って撫でたらこんな感じなのかなぁ?」って思いを馳せながら
なでなでしてきました。

他の参拝者さんが言っていたのを聞いて気がついたのですが、立て札にて撫でるよう書かれていた
頭や宝珠の部分が今までいろんな参拝者さんに撫でられたことでツルツルになっていました笑


↑確かによく見るとツルッツルです笑


それだけこの像も親しまれてきたんですね。

その後黒龍さんを巡り(結構わかりづらい所でした。本殿から見て左。北参道沿いにいらっしゃいます。
御神木とかが影になって人だかりすら見えないんですよね)

赤龍さん白龍さんにもお会いしようと思っていたのですがすごい混んでいました。

最初は赤龍さんの列に並んでいたのですが全く進まず、ゲームをしたり調べ物をしながら待つことに。

そうして時間を潰しているとふわっとお香の香りがしました。

自分、数年前に神社巡りを始めてから何も香りのするものがないのにお香の香りが
することがよくあって(日本のお香みたいな鼻の奥がピリッとしびれるような香り)
この時も同じ香りがしたんです。

実は参拝待ちの時にもありはしたのですが丁度前を人が通った後だったので
「その人の香りかな?」とも思っていたのですがこの時は確実に霊香でした。

「誰か、何かそこにいるんだね!?」(私、霊視能力はゼロに近くて霊的存在を視覚で見ることはできません)
と思いながら顔を上げると目線の先にこの日は閉まっていた社務所の柱があって、そこのポスターに
五龍神お守りが写っていました。

5つ並んだお守りの中で青龍のお守りが目に入ります。

「これを手に入れて欲しい」ってこと?と私は列を抜けて授与所へ行きました。

この時点でお守りが無くなっている龍神さんもいたのですが、青龍さんは残っていました。

奇跡的にお金も残っていました。

そこですぐに青龍のお守りを頂いてひと段落。

また列に並び直しにはなるのですがあの列の進みの遅さからして、
自分が赤龍さん白龍さんを参拝し終えた頃にはかなり遅い時間になってしまう。

そこで「ごめんなさい参拝できなくて。また来た時にお参りさせてください」

と思いを届けて赤龍さん白龍さんへの参拝は断念しました。

ちなみに赤龍さんのところに並んでいた頃はまだそこが赤龍さんだと知らなくて
(祠が植木に囲まれていて周りから見えないんですよね)

「こんなに混んでるから金運関係かな?」と思いながら列を外れて眺めてみたら赤龍さんだと知りました。

赤龍さんは勝負運関係の龍さんですね。

なんで勝負運の龍さんが混んでるんだ?と思ったら、その時世の中は受験シーズン。
学生さんたちがこぞって合格祈願をしているのだと思えば納得できました。

もし赤龍さん白龍さんに特別用事がある方はかなり参拝までに時間がかかることを
覚悟した方がいいかもしれません。

赤龍さんは時期的なものかもしれませんが、白龍さんはご利益がご利益だけに結構並ぶと思います。

そして時間の都合でお参りできなかった赤龍さん白龍さんに後ろ髪引かれながらも田無神社さんへの
初めての旅は終了。

神社に行くとよく「今日はよく眠れそうだなぁ」って感じの疲れというか眠気を得るのですが
相性がいい神社だとその傾向がさらに強くなるもので、前に行った神社だと入谷の小野照前神社さんとかも
そうでしたね。(私が同人誌を出していた頃に“応援して欲しい”とお願いした神社さんで、
私が神社巡りを始めた最初の神社さんです)

田無神社さんは自分の住んでいるところからだとかなり時間もお金も体力も使うので
全体的に余裕があるときじゃないと行かれないけど、今後も積極的に行きたいと思える神社さんでした。