36年目の午年に原点回帰。 | ❤️大塚ファミリーのゆるらぶワールド❤️ *ANGELIC *

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アンジェリーク&家族愛の奏でる想い…Love&Peace

ヤスくんのバースディイベント翌日。
感覚器全開のまま現地で新居の打ち合わせだった。

実は今まで一年間かけて計画してきたことがガラリと変わった。

私たちの中で少し煮詰まってたところがあって自分たちの感覚を一番大事にした結果、設計士さんの力を借りずに再スタートすることにしたの。

頭の中のイメージと対話してみると生活しながら自分たちで創りあげてくことがしたいって訴える私とお願いしてしまったし悪いよね…ともうひとりの私が顔を出す。

でもね、私自身が設計図の通り生きてきた人間でなく、生きてきた過程が設計図となって表せる人間だから家もそうなんだってところに行き着いた。

それなら順番や形に拘わらず、私の感覚をそのまんま汲み取って形にしてもらえる大工さんと話した方がスムーズに行くだろうと。

私たちも来てもらう人たちにも感覚を楽しんでもらいたいなら創ってゆく過程で、考えることよりも楽しんで創ることを選択した結果がこの答え。

【→腹の探り合いは必要ないよ

携わってもらう大工さんに逢うと私たちがやりたいことや描いてることを話すと昔から私を知ってる人だからなのか、職人同士だからなのか展開が早くビックリするくらいにトントン拍子で話が進んだのよ。

私が思い描くことを包み隠さず話させてくれる包容力、この互いに委ねあえる関係がとても居心地良かった。

とりあえず決められるところまで話が済んだら「さぁ行くよ」と竹やぶへ。

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これを食べなきゃ勿体無いと掘り出したのはタケノコ。
実はタケノコ堀りの名人なんだって(笑)

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うちにあったタケノコ専用斧でどんどん掘ってゆく。

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実家に竹がこんなにありながら生まれて初めて見た私。
「これは美味いぞ~」って大喜びの大工さん。
嬉しそ~な顔がこっちまで嬉しくなった。
「ここは宝の宝庫やなぁ…」って言葉と無邪気な姿が希望の光を照らしてくれた。



そして一週間後の昨日。
私が通い出した美術教室の先生ご夫婦と現地訪問。

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その前に美味しいと聴いてた「そば好」さんでランチ。
いい雰囲気と味のバランスが優しかったよ。

そして我が家へ到着。
自然ってね、刻々と顔が変わってゆく。

桜

桜。
ピンクの絨毯が敷かれてるかのような地面がとても可愛かった。
先週まで家に桜があったなんて知らなかったんだよ、私。

さくら


家には桜が欲しいと言ってたヤスくん。
桜のある場所で住むようになってたんだね。

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紅葉。
私が暮らしていた家と祖父母が住んでた家の間に凛と佇む。

家族写真

祖父母が暮らしてた家がどう生まれ変わってゆくのか、今から楽しみでならない。

家族

人と自然が共存すると本来の姿を映し出してくれる気がする。
こんな姿や気持ちにさせてくれる空気感が心地良い。

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苔。
とってもキレイな緑色が私のココロをくすぶらせた。

たんぽぽ

タンポポ。
昨年ここに来てこのタンポポを見ながらここに戻ってくることを決意したね。【→タンポポの花言葉

タンポポ

茎がこんなに伸びてるタンポポを見ると嬉しくなる。
茎の長さの分だけ根も張るんだって。
それだけ土も良く強い印なんだって誰かが教えてくれた。

クローバー


クローバー。
鉢の穴から顔を出してるクローバーがなんだかほっこりしたよ。

父が除草剤を一切使わずに草を刈り、20年以上手をかけてきたお陰で残る自然の素晴らしさはここに来た誰もが称賛してくれる。

一生かけて遊べる草壁さん家みたいなところですね」って先生。

草壁
〈トナリのトトロの草壁家を再現した家〉


これは私も感じてることだったし、私はサツキちゃんやメイのような子供たちと大人が同じ目線でワクワクできる世界を創りたい。
散策しながら「この自然、大切にしてゆきたいね」と自分たちのことのように話してくれるご夫婦の言葉がとても嬉しかった。

そしてもうひとつ。
リフォームする家の前にある池はとっても大きくて深い。

ちえこ

ちえこ

これが小さい頃恐かった事を話すとご夫婦から同じ言葉が返ってきた。

「恐れや怖さを敬う気持ちが身近で感じられてたって幸せだね」

当たり前の日常の中に恐いところがあるのは大切なことでおじいさんがこの環境を作ったことも素晴らしいことだと話してくれた。

この言葉はきっと一生忘れられない宝になるだろう。
お陰でこの池の捉え方が180度変わったんだもの。

先週の美術教室【→人生イロイロだから面白いでこれから作ってゆく作品の題材はここをイメージする模型。
だから先生にも現地を感じてもらえて良かった。
ここには先生が作った作品も置かれることになる。
きっと自然の中にスゥ~っと馴染んで懐かしい気持ちにさせてくれるはず。

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帰りには父のところでこれからの流れを報告。
工事に取りかかる前に残りの荷物の整理をする日を決めた。
ハナと遊ぶのに話半分なんだけど丁度いい加減なんだろう。
充分に委ねてくれてるんだと感じてる。

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これは私の誕生日に父から届いた手紙。

お誕生日おめでとうございます。
あなたがお母さんのおなかに宿ったころ東京から郷里の徳島へ帰り親元で独立しようと決意しました。
あれから36年の歳月が流れ、最愛のパートナーと出逢い、今ではふたりのお母さんとなりました。
すでに「あなたは自分で考えるように感じる」ことを手に入れているようなので安心しています。
心よりお祝い申し上げます。

これも読んで初めて知ったことがある。
私がお腹に宿って徳島へ帰ってきたこと。

不思議だけど必然的な繋がりはここまでリンクした。

私が母のお腹に宿ったときに生まれ故郷に帰る決意をした両親。
ハナが私のお腹に宿ったときに生まれ故郷に帰る決意した私たち。


36年経った今、このタイミングで帰り同じ場所でスタートすることをご先祖様は喜んでくれてる。
ハナを通しご先祖様は私たちに光を照らしくれてる。
私たちには無限の可能性があることを教えてくれてる。

素直にそう感じる。

午年に父が起業し36年目を迎え、アンジェリーク起業12年目の午年に午年の私が両親の起業した場所に戻る。

馬

すべての原点回帰を担う午年。

いやぁ~、2014年。
濃厚な年に・・・ありがとっっっらぶ2