今日は文字盤の裏側の干支足(えとあし)の半田付け作業です。
めったに使わない工具ですがふたを開けるとこんな感じ。
文字盤とムーブメントを固定する為の突起がくっつきました。
2秒~4秒ぐらい電気熱で素早く半田付けします。
これでしっかり固定できます。
カレンダーの無い時計は安全に2か所ほど両面テープを小さく
切り張り付けて固定します。再修理は今までないので
十分だと思うのですがカレンダーのある時計は
付けるところがないのでやむなく半田付け。
文字盤や塗装が極端に薄い場合はできないものもあります、
また、表面の塗装が焦げることもありますので
万が一の時のご説明をさせていただきます。
(これまで焦がしたことはありませんが・・・念のため)
焦げたときは文字盤リダン(再塗装)となり
2万円ほどかかります。
ご承諾いただけた場合のみ作業させていただきます。
今回は成功!!やった~!の為、表面は無傷!
料金は・・・・・・5千円ほどで済みました。
本来はメーカーにて新品の文字盤に交換するのが
一番良いのですが古いモデルは部品がないので
リスク覚悟での作業となります。
広島時計修理アンジュ・フジ熊野店