千枚田イルミネーション道の駅にて被災状況 | ~自分らしい暮らしを創造する~Ange アンジェ

千枚田イルミネーション道の駅にて被災状況

4日夜、さあやが無事戻りました

元旦に千枚田イルミネーションの道の駅にて震災

道路陥没、地割れ、土砂崩れにより

孤立状態となりました

駐車場にいらした80名くらいの方々と真っ暗の中

高台にある道の駅から輪島の街が燃えている方を見て

街が燃えている事でざわつき

ソーラーライトのイルミネーションは時間通りに点灯

イルミネーションと一緒に

元旦の星空がプラネタリウムの様だったと

駐車場の車にて一晩過ごす

頻繁な地震が怖い

 

 

2日からは駐車場に居合わせた方々と協力し

山水が出たのでトイレに入る時にはお水と懐中電灯を持って入るというルール

若い男子のグループが率先して作業してくれる

自販機の飲み物をお金を入れて全部出してくれたり

集落の方が何キロも歩いて情報を伝えてに来てくれたり

地区の防災リーダーさんの指揮で、集落の女性の方が道の駅にあるもので

お味噌汁とおにぎりを作ってくれたり

集落の方が毛布など、道の駅の建物の中であたたくしてくれて少し眠れた事

2日の日は土砂降りで心細い、揺れもある

津波で上がったサザエを焼いて子供達が食べたり

棚田に冬で白くなってるスズメを初めて見る

海の感じが来た時に見た感じと違うと感じる

海岸が隆起している感じで能登半島の地形が変わったのではないかと思ったと

駐車場の地割れも一日で広がりが大きくなっている

地盤の状況も日に日に変わる

そんな中でもイルミネーションはソーラーで時間になると点灯

 

 

3日ヘリコプターが通過するたびに、皆で外に出て手を振る

ヘリコプターは、すず市の方へ飛んで行ってしまう

その中で消防のヘリコプターが気付いてくれたようだった

妊婦さんがいる事、集落の方で持病のある方もいるので

集落の方が歩いて伝えに行ってくれたのが先か

消防ヘリコプターが自衛隊要請してくれたのが先か

自衛隊ヘリコプターが来てくれた

第一便、妊婦さん夫婦と地元の持病のある方が救助

自衛隊の方が、避難されている中でここが恵まれているから

必ず迎えにくるから一週間頑張ってほしいと

 

 

3日、彼の妹様の持病の薬を取りにお父様が輪島の薬局まで

片道7キロ歩いて取りに行く

それを知った集落の方がおそらく自衛隊要請してくれた

自衛隊の救助が来てくれる情報も無いまま

過ごしていると4日の朝、突然今すぐと言われ救助される

その時自衛隊の方から妹様とお父様だけといわれたが

地区の防災リーダーさんが、家族やグループは一緒じゃないとダメ

今度いつ会えるか離れない方が良いの一言で彼とさあやも救助される

 

私は、ふと思った

ライフラインの無い場所は電話も出来ない

なので、自分たちで近くの市役所の電話番号もネット検索もできない

助けを求める事ができない

どこの道路が土砂崩れなのか通れないのかなどもわからない

本当に千枚田の集落の方には感謝しかないです

 

 

テレビ、新聞の情報が取り残されている方には無い

マスコミも電気が通っている地区で取材している

ライフラインがないところには来れない

 

 

道の駅にあるストーブの灯油もなくなります

毛布も人数分あるわけではない、食事も限りがあります

これから寒くなる夜、残りの人全員救助してほしい

 

さあやが5日の朝、輪島市役所に電話しました

千枚田の道の駅に取り残されている人助けてほしいと

なんと、市役所の人は取り残されている人がいる事、子供も何人もいる事も知らなかった

さあやたちが、救助されたことも知らなかった。。

市役所も被災されていて情報がわさわさしている事でしょう

5日、全員救助された様です

最後まで皆を送り頑張ってくれた若者男子グループにも感謝です

本当に恐怖と命の危険もある中で、心やさしい人達です

居残った人たち、みんな良い人で協力的であったと

皆様、幸せに過ごしてほしいです

千枚田の地元の方々に感謝

道の駅に残った全員に感謝

自衛隊の方に感謝です

 

 

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