耳の向き、位置 | アンジュ動物病院のブログ

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犬や猫は耳を集中している方向に向ける事が出来ます。そして片方ずつ動かすことも。また、感情表現にも耳は使われます。ちょっと触ってもピクピクさせます。普段あまり気にして見ないかもしれませんが、とにかくよく動きます。この動きの変化で病気が見つかる場合があります。代表的なのは外耳炎です。痒みが強くなり痛みまでになると、立ち耳の子では耳を寝かせぎみにします。一時的に耳を寝かせる事はありますが、継続して、しかも片耳だけであれば普通ではないと思った方が良いでしょう。また、呼んだり何か音がしても、耳が前方だけにしか向いていないのも異常があるのかもしれません。神経異常があると、耳を動かせなくなる事があります。特に触っても動かさないのなら、疑いの目で他に異常がないか見てみましょう。顔の表情はどうでしょう。目の周りも触ってみてください。瞬きはするでしょうか。髭もちょっとだけ引っ張って、口の辺りの筋肉がピクピク反応するか確かめてみてください。耳はそれ自体の異常だけではなく、感情、神経も探る事が出来ます。