看護師でフルタイム、自閉スペクトラム症(ASD)の2人の子供と、同じくASDの旦那さんと4人で毎日バタバタしているアドさんです爆笑



こんにちは爆笑


1人の患者さんとその娘さんの話ですニコニコ

その患者さんはもともと自宅で娘さんと生活していましたが、
コロナに感染して、体力の低下、筋力の低下、
食欲の低下、意欲の低下などなど、たくさんの原因から、
在宅に戻ることが出来なくなりました凝視

医療的な処置はあまりないのですが、
特別養護老人ホームに入所するまでの間、
うちの病院に入院していましたニコニコ

入院後からミキサー食で、全介助ですが、
食欲はあり、パクパクと食べていましたニコニコ

でも、90歳前であり、入院してからは1日中ベットの上で過ごし、
コロナで面会も少ししか出来ず、徐々に認知症も悪化していき、
話しかけても頷く以外の反応をしなくなり、表情もなくなり、
食事時間以外はずっと寝ているようになってきました凝視

食事もだんだんと食べたがらなくなり、
摂取できる量も減ってきましたキョロキョロ

食事だけでは栄養を十分とれないため、
鼻に管を入れて注入食をするか、点滴をするか、
医者から家族の意志を確認するために、病状説明が行われました真顔

体も細く、採血するのも血管がなく大変な方でした驚き

点滴を希望されるなら、鼠径部(股の辺り)の大きな血管に
医者に針を刺して管を通してもらう必要がありますが、痛いです大泣き

ご家族は苦しまない、自然な形の最期を希望されました。
点滴も希望されませんでした。
最近では珍しい判断でしたが、
患者さんにとってはすごく楽に逝ける判断をしてくれたと思いますにっこり

結局数日で眠るように亡くなりました。
点滴で体がブクブクに浮腫む事なく、
荒い呼吸で苦しそうにする事もなく、安らかな最期でした。

なかなかこの判断が出来る家族はいませんキョロキョロ

点滴すらしないという最期を選ぶ事は勇気がいるのかもしれませんが、人間の最期としては、これが正しいような気もします。

人は年をとり、食欲がなくなり、食べられなくなると、
亡くなるんだと思います。
それは自然なことで、逆らって数日でも長く生きる事が大事だと、
私は思いません。

命は大切です。でも、年をとると寿命がきます。
親は自分より先に亡くなります。
この事実をしっかりと受け止めてほしいです。

その患者さんの娘さんは毎日面会に来ていました。
短い時間でしたが、最期を側で過ごせて良かったなと思いますニコニコ

皆さんには、点滴や酸素などの治療をしないことが、
楽な最期になる事も多いと知ってもらい、
大切な家族が苦しんで亡くなる事が無いような選択、
判断をしていただけたら幸いだと思っていますニコニコ

現場からでしたパー