こんにちは
見習い飴細工師のnanacoです☆
照明が入ってしまいました


何かわかるでしょうか?

こちらは指が入ってしまいました

今日はちょっとした事件がありましたよ

女の子と男の子とそのご両親とおばあちゃん
のファミリーがいらっしゃったのですが…
師匠がお得意の似顔飴をつくっている時に
そのおばあちゃんが、私の方にもきて
「おばあちゃんもつくって

」とおっしゃって。
「いや~まだ見習いなのでつくれないんですよ~」
と言って、回避しようとしたら
「それでもいいからつくって

」と。
どう受け答えするべきか、困りましたよ(;^_^A
そしたら
「こういうお客さんも必要やろ~

」と。
「ウーン、確かに

勉強になります~」と答えたら
「勉強してや~

」と。
関西のかたは手ごわいですね。
おしゃべりが得意でない私には立ちうちできません

その時はジンベイザメの練習をしていたので、
作業に集中しているフリをして逃げようかと本気で思いました
けど、ふと、おばあちゃんを見たら帽子をかぶっていて。
あっ

と思い
ジンベイザメをつくり終わってから
少量の飴を取り出し、練って棒につけて…
このまえ自主練でつくったキャラクターの帽子を
ちょっと変形させて、ふちをヒラヒラさせて形を整え、
切り離してジンベイザメの頭にのせて、
「こんなんでどうでしょう

」
とおばあちゃんに見せました。
思い付いてからつくっている間、
すっごくドキドキして手ぇ震えましたよ

教わってもいないのにこんなことしていいのかな~
こんなんでいいのかな~って

でもつくって見せたらすごく喜んでくれて

そしたら
「いくらですか?」と言われ。
そこでまた困りました

「売る立ち場にないのでお金はとれないですよ~

」
と答えましたが。
うかつな事に、つくり終わってからどんな反応されるか
ということを全く考えずにつくってしまったので
「いくらですか?」と言われてからも本当に焦りました

まさかそうくるとは

ってね。
たぶん、私の出来がよかったから
いくら?と言ってくれたのではなく、
「出来ないながらも自分の今ある技術のなかでニーズに応えようとした」
ということに対して
お金を払ってくれようとしてくれたんだと思います。
でも、それでも
お金を頂けるほどのものをつくった自信はなかったので
「上手くなったら今度はお金取るのでまた来てください」
と言って、おばあちゃんの帽子をかぶったジンベイザメは
差し上げることにしました。
そこで私はまたまた焦ります
師匠の断りナシに勝手に「あげる」なんてしていいのかと

でももう差し上げると言っちゃったし…
と思って師匠の方を見たら
確かOKそうな顔をしていました
(かなり焦っていたのでうろ覚えです)
なので袋に入れて、渡したら
とても喜んでくれて写真まで撮られてしまいました

その後師匠に
「まだお金をもらってはいけない」と言われました。
「下手なものしかつくれないのにお金を頂いてしまうと、
それ以上上達しなくなる」と。
たしかにそうだと思います。
まだ下手なのにお金をもらってしまったら
これでもいいんだと安心してしまいかねない。
でも、
「売れるくらいのものをつくれるようになってから
ちゃんとお金をもらってつくると
もっと上手くなる」とも言われました。
「売る」となったら失敗はできません。
つくり損ねや、ちょっと変になちゃったなんて言えません。
一発勝負です。
ましてや下手なものをつくったら
お客さんに、こんなもんか…と思われたりガッカリされてしまう。
それは日本の伝統の文化をおとしめることにもなりかねません。
この事件

のおかげで、今まで気付いてはいたけど
見て見ぬフリをしていたものと
近いうちに向き合わなきゃな
という思いが強まりました

何のことかというと、「見習い」ということです。
見習いだからできない
見習いだからつくれない
師匠や他人が言うのなら、当たり前の言葉ですが
私が堂々と言ってはいけないなと思いました。
「見習い」という言葉に、肩書きに、甘えているなと

なので、そう遠くないうちに
ブログとニックネームから見習いという言葉を外します

もちろん、
ある程度の実力を伴えるようになってからですが

おばあちゃんの「それでもいいからつくって」という言葉のおかげで
「見習い」という肩書きに、逃げてはいかんなと
強く思い知りました

本当に勉強させてもらちゃった

ここまで読んでくれてありがとうございます
