行政から一般譲渡は難しいからと小型犬の引き取り依頼がありました。
犬にとっては最後の砦となるセンター、大抵は各地域のボランティアが引き取るので当施設に依頼があるのは余程の事かなと思いました。
県の職員の方が連れて来た犬は痩せて小さい犬種不明の小型犬でした。
詳細としては公営施設の一角に居たところを保護されたと聞きました、全身が毛玉の様な状態で足先はモップ状態、歩くことすらままならなかったと、、誰かが故意に棄てたとしか考えられない場所です。
行政にボランティアで入っているトリマーさんが綺麗に刈り上げてくれました、おとなしいのですが首や顔周りを触ると噛むしぐさをします、年齢不明ですが若くはなさそうです。
当施設での様子です、フリーにするとヨチヨチと歩きます、よほど狭い所にいたのかと思われます、無表情というより哀しげに見えます、犬種不明、トイプードル?何かのミックスに見えます、尻尾が長いです、繁殖犬のために断尾していないのかとも思われます。
炎天下にたたずんでいたとか、良く生きていたと思います、暑くて苦しくて喉が渇いていたでしょう、誰かに見つけて貰って本当に良かったと、心から思います。
健康診断の結果は大きな問題はなさそうです、フィラリアもマイナスでした、生きていけそうです。
願うのはどこかの家族の一員として穏やかに暮らして欲しい、仮の名前を「千花(ちか)」と名づけました、
幸せになって欲しいと心から願います