突然見知らぬ方から悲鳴のような声で「ゴミ袋の中から仔猫の泣き声がして、ゴミ回収車が来たのでエンジンを止めて貰って、泣き声を頼りに袋の中の仔猫を見つけた」と電話がありました。
詳しい話は、ゴミの回収日に集積場所の掃除をしに行ったら仔猫の泣き声がした、そこへ回収車が来てゴミを積み込もうとしたので、エンジンを止めて貰って仔猫が入っているゴミ袋を探したら見つかった、指定のごみ袋の中にビニール袋を二重にして仔猫が入れられていたのです。
「仔猫は生きていますか？」と聞いたら「生きています」と答えられたのですぐに動物病院に連れて行って貰い、犯罪なので警察に連絡するようにお願いしました。
ここまでのやり取りの中で、こみ上げる怒りで震える思いでした、どうしてこんな事が出来るのだろう、生きたまま回収車に乗せられてきっと途中で息絶えたでしょう、命はゴミではないのに、母猫にも思いを馳せました、怒りと切なさで胸苦しくなりました。
奇跡的に助ける事が出来た仔猫たちは3兄妹、300gにも満たない小さな命です、棄てられる直前まで母猫と居て母乳を飲んでいたのかお腹は膨らんでいました。
仔猫が棄てられて誰にも気づかれずに死んでいく、こんな光景はあちこち山ほどあるでしょう、今は助けた小さな仔猫たちが無事に育って幸せになることだけが願いです。
※ たくさんの保護犬猫をかかえています、ご支援をよろしくお願いいたします。
