次は立て続けに猫の多頭飼育崩壊やブリーダーの廃業など頭を抱える相談が複数件寄せられてきています。
猫の多頭飼育崩壊がおきている家への対応を現在進行形で行っているのですが、
初めて現地を見に行った際、気になる子を見つけました。
（この多頭飼育崩壊については後日改めてブログにまとめます）
手前の洋服を着ている子です。
洋服が脱げないように包帯が巻かれていました。
聞くと、
「怪我をしていて足で掻いてしまわないよう、洋服を着せている。病院に連れて行ったが検査だけでもかなり高額になると言われて治療できなかった」
ということでした。
その日は視察だけの予定でしたが、この子をすぐに連れ帰り病院に連れていきました。
初めて会った人にケージに入れられ不安そうな表情です。
病院につき様子を見るといつのものか分からない包帯でグルグル巻きになっていました。
首周り、背中あたりに大きな傷があり膿んでしまっていてとても痛々しい姿です。
診察の結果、ケンカなどによる怪我ではなく何らかの原因で皮膚炎を起こしているとのことでした。
スタッフが自宅に連れ帰り日々ケアをして、保護当初よりもだいぶよくなってきました。
とても人懐っこくて甘えん坊の1歳半の男の子です。可愛い鍵しっぽを持っています。
仮で「ジャック」と名前をつけました。
ノルウェージャンの血が入っているのかな？と思うような少し大きめサイズでフワフワした毛並みです。
劣悪な環境で生きていたジャックに新しい家族が出来ますように
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