行政が設置した捕獲器に野犬が入り、譲渡対象にはならないので殺処分になると聞きました。
ずっと関わってきた山の子たちなので、引き取りを申し出ていましたが、やっと手元に来ました。
まだまだ人が怖くて顔をあげません、恐怖と絶望感で一杯なのかも知れません、保護して1週間が過ぎてやっとご飯を食べ始めました。
推定年齢は3歳~5歳位、ガリガリに痩せていて肋骨が浮き出ています、山では群れに入りきれずご飯を食べれなかったのでしょう。
終の棲家になる保護施設で元気に過ごして貰いたいと心から願って「剛生(こうき)」と名づけました。
ずっと人目を避けて、寝床もなく空腹との闘い、ダニだらけになって血を吸われていた日々から解放されて、少しずつ心を開いて欲しいと願っています。