譲渡会などで、いつもお世話になっているホームセンターの店長から1枚の画像が送られて来ました。
狭い道路の真ん中でうずくまっている猫の画像です、店長の知人からで猫はもう2日間も同じ場所で鳴きながらグルグル回っては座り込んでいると言うのです。
この寒空の下、もうすぐ日が暮れるというのに「死んでしまいますよ、保護して病院に連れて行ってくれませんか?」と言うと、仕事中でどうしても行けないとのこと、では画像を送ってきた知人の方はと聞いても無理だと言われました。
浜松市北区の現地まで1時間近くの道のりを急いで向かいました、薄暗くなったその場所はすぐに分かりました、画像どおりのサビ猫がいました。
毛布で包みキャリーに入れて、今来た道を引き返し1時間ほど先の動物病院に向かいました。
ほとんど動きません、診察の結果は酷い脱水症状で腎不全、入院治療となりました。
数日の入院でかなりの改善は見られましたが、何日も食べていなかったせいでしょうか、腎臓の機能は失われたままで、長期の治療が必要となり退院しました。
両目とも濁っていて、ほとんど見えないようです。
はっきりと首輪の痕が分かります、蚤取り首輪を外したように見えます。
高齢で目が見えなくて病気がちの猫を首輪を外して捨てた、、誰かがやったことです、人として許せないことです。
あと、どのくらい生きられるのでしょうか?
食事療法と点滴治療が続きます、穏やかな日々が続きますように、、。