2ヶ月前にM&Aで従業員ごと売却された薬局で私はまだ働いています。
ここのところいつ転職してもおかしくない程何かある度に「聖霊を思い出す」ことよりも先に「転職サイトをのぞく」癖がついちゃいました。
いつでも辞められると思うと少し落ち着くんですよね。
(聖霊には『何もしない』ように言われていますけど…。)

新経営者はヒュー・ジャクマン似のイケメン…、と浮かれていたのは最初だけでした。(ありがちなオチ。)
実際の経営者は弟の方で、全然ヒュー・ジャクマンに似ていません。
雰囲気や話し方が暗くて、お兄さんとは真逆なタイプです。
どうもコミュ障な感じさえします。(別にコミュ障であっても構いませんが。)
この新社長は現場の意見は聞かないというか、現場の事が全くわかっていないからこその業務命令を言ってくるのですが、あの職務怠慢な薬局長が頑張ってそれに応えようと頑張っています。
そもそも経営悪化の一端はこの薬局長の怠慢にあるので、今度こそは本当に頑張って欲しいものです。

経営者が変わって間もなくの頃、新社長が電話でやたらと事務さんを呼びつけて業務命令を言ってくることがありました。
事務さんは本当に困って、
「私、社長からこう言われるんですけど、薬局長と間違えてるんじゃないかと思うんですけど」
と薬局長に何度も訴えたのに、当の薬局長はずっととぼけて
「いや〇〇さん(事務さん)ご指名で言われたことなので…」と尻切れに言ってスルーし、その業務命令さえも自分は関係ないという態度でいました。
困った事務さんは私に相談して来たので、私はハッキリ、
「その仕事は薬局長である人がやるべき仕事なので、社長は〇〇さんを薬局長と間違えていると思います。今度、社長から電話があった時には“事務の〇〇ですが、このお電話は薬局長の△△と代わった方がよろしいでしょうか”と言ってみたらいかがでしょうか?」
と提案しました。

案の定、社長は事務さんと薬局長を間違えていたことがのちに判明し、以降薬局長に業務命令が下るようになりましたが、こんな単純な訂正に1ヶ月もかかったのは本当におかしな話です。

薬局長の「事なかれ主義」の徹底ぶりには呆れるばかり。
これで人に嫌われないんだから、すごい人としかいいようがありません。
こうなると「とにかく自分からは何もしない」というのをむしろ見習うべき資質では?とさえ思えます。

ここでやっと聖霊に『何もしない』ようにずっと言われていたことに気づきました。
確かに何かしなきゃと考えている状態こそ自我モードです。
自我に気づいたら、唯一やれることは聖霊を選び直すことだけでしたね。


W-pll.序文.1.4:1-5, 5:1
一方、赦しは、じっと静かにしていて、何もしない。
実相のどの側面をも害することはせず、自らが好む外観へとねじ曲げようともしない。
ただ見て、待つのみであり、判断はしない。
赦そうとしない者は価値判断をせずにはいられない。赦すことができずにいる自分を正当化してしまうからである。
しかし、自分自身を赦そうとする者は、必ずありのままの真理を歓迎することを学ぶことになる。 
だからあなたは何もせずにいなさい。そして、何を為すべきかは、聖霊による赦しを通して、教えてもらいなさい。聖霊はあなたの導き手、救済者、保護者であり、強い希望を抱き、あなたが最後には成功をおさめると確信している。

今では転職サイトを見るのをやめて聖霊を思い出せるようになりました。
とにかく赦しの日々です。
聖霊を選べることに感謝しています。