先日、ある人から「ドリーン・バーチューの話をしたかった」と言われました。
でも私はドリーン・バーチューって、天使系オラクルカードの人位しか、彼女のことを知りません。
なので、早速、ドリーンのYouTube動画
「私がACIM『奇跡のコース』を捨てた理由」
を見てみました。

動画の中で彼女は、『奇跡のコース』の教えは“悪魔“の仕業であり、イエス・キリストを“冒涜“し、これは“異端“であると言っています。
彼女は動画の最後の方で、
「あなたが奇跡のコースを学んでいるなら、聖書を読んで、ひざまづいて、神に謝って下さい」
と言っていました。

私はこれをサラッと見て、
『ツッコミどころ満載のメチャウケ動画だな』
と自我で反応しました。
何となく笑っちゃったのですが、微妙にモヤモヤ(動揺)したので、結局これを赦しました。

T-30.Ⅵ.2.8
赦しだけが唯一の正気の応答である。


ドリーンは20年間コースを学んだ人なのに、急に聖書に心酔し、さらにコースをわざわざ公に攻撃したのはなぜなのか不思議に思いました。
そこでドリーンの他の動画も見てみると、驚いたことに、彼女はコースのみならず、彼女自身の25年間のライフワークだったオラクルカード、占い、未来予知、クリスタルなども捨てていました。(これって、彼女の主な収入源だと思います。)

コースを捨てた理由の動画は、思わず笑ってしまいましたが、他の動画は、彼女としては、まあ分からなくもないというか共感さえできるものだったので、あとで一笑に付したことを深く反省しました。

他の動画を見て、ドリーンに起きたことはアッシジの聖フランチェスコに起きたことと同じ様なものだったんじゃないかとさえ思えて、ちょっと感動しました。
彼女の言うこと(形態)はともかく、動画から伝わってくるものはとてもピュア(キリスト)な感じがしたのです。

好きなものに一途な姿は、単純にいいなと思います。
彼女はイエス・キリストが大好きで、彼女が出会ったというイエスは聖書に書いてある通りのイエスだったから、聖書のことも大好きってことらしいのです。
そして、彼女にとって、コースは大好きな聖書と反対のことが書かれてるから異端だし、コースを学ぶことはイエス・キリストを冒涜するという、とんでもないことになるのでしょう。
この動画は、コースを学んでいる人たちが地獄に落ちないように、という彼女なりの思いやりから作られたものだったのです。
内容はともかく、気持ちはわからなくもないと思いました。

だからって、私がドリーンに同意している訳ではありません。
単純に好きなものに一生懸命な人を好ましく思っているだけです。
例えば、さかなクン(タレントで魚類学者)みたいに。
彼の魚ラブな感じが私は好きなのですが、だからって、私も魚好きになる訳ではありません。

先程このブログを書くためにもう一度、彼女がコースを捨てた理由の動画を見てみましたが、今はドリーンが可愛い人に思えて仕方がありません。
動揺はすっかり消え、今となっては微笑ましいばかりです。
特に彼女が「異端です!」と言うところが最高にキュートで、思わず脳内でマネしっちゃっていま〜す(^.^)


T-30.Ⅷ.2.2
奇跡は、外観が変わり得ることを示すことで、外観からの救済を証言する。

T-30.Ⅷ.4.5
あなたが癒しを欲するとき、得られない奇跡はない。