練習していると身体がホコホコしてくるので、そぉいう時は歌劇場の外に出て涼みます。今の外の気温はマイナス1°Cで、雪が降っています。

 オーディションや本番に向けて日々練習するわけなのですが、弦楽器の団員が使う控え室のようなところで練習していると、同じセクションのミヒァエル・クラウスさんが入ってきました。ぼくが今まで師事してきた先生の先生のギュンター・クラウス先生、つまりそのギュンター・クラウス先生からぼくをみると孫弟子…頭がこんがらがりますが、つまり言いたいことはその先生の先生のギュンター・クラウス先生の息子がミヒァエルなのです。


 次のオーディションに向けての課題曲を練習していた途中だったこともあり、

「その曲聴くよ!さぁ!」

と最初から聴いてくれて、そこからレッスンが始まりました。

「ここはこうして!」

「そこはこうして!」

「はい、初めからもぉ1回!」

から気がつけば1時間が経っていて、そこからまた驚いたことに、

「おぉッやっとやる気が出てきた!」

の一声。

「さぁ、もぉ1度、最初から!」


 レッスンしてくれてる時に難しい…難しい…と言っていると、

「弾くことができれば難しくない!」

「難しいはこれから言わないこと!」

と言われました(汗)…

どうしてかたずねます。

「弾くことができたら、あとは音楽をする!それだけ!」

別の用事で部屋に入ってきたのに長時間見てくれて、とてもいいことを教えてくれて、すごいいい時間だったと感じています♪

 実は昨日も上演に向けて稽古途中のオペラ「サロメ」の練習をしていると、その部屋にミヒァエルがきて、その曲ののほとんど全て、

「ここはこぉで、ここはこぉ。」

気づけば30分以上経っていて、

「それじゃいくね。」と去っていきました。


 でもいちばん嬉しかったこと、それは今日終わった後に、

「自分のお父さんもこぉやって部屋に入ってきて、こぉやって教えてくれてん!」

と言っていたことだったのかもしれません。

そんなミヒァエルに感謝です♪


2.12.2023


先生の先生のギュンター・クラウス先生と


先生の先生の息子のミヒァエル