今日の読書「堀江貴文『ゼロ』」 | ハーゼスト丸の航海日誌

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ちょっと早いですがGW前、5月病になっていませんか?
今日はそんな時に是非読んでほしい一冊です。

ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく/ダイヤモンド社

¥1,512
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ご存知、ライブドア元社長の堀江貴文さんの一冊。
いわゆる「ライブドア事件」の後、懲役2年6か月の服役期間を経て書かれた一冊です。

時代の寵児として、国会議員選挙に出るまでになった堀江貴文さんが、その後の証券取引法違反による逮捕、長野刑務所での服役期間を経て語る、本音の堀江貴文さんを伺い知ることができます。

田舎の環境から抜け出すために東大に進学し、そして幻滅した未来像を変えるために、自分自身で道を切り開いていく姿が描かれます。

ただ、これまでのメディアで語られたホリエモンのイメージとは異なり、コンプレックスのかたまりとして本人からの独白が、「あ、堀江貴文さんも自分と同じ普通の人なんだ」と感じさせます。


今回刺さったのがこちら

・・・それでも、ひとりだけ確実にあなたのことを信用してくれる相手がいる。
「自分」だ。
そして自分に寄せる強固な信用のことを、「自信」という。

・・・
信用の「ゼロからイチ」は、まず自分で自分を信じることからはじまる。
あなたは自分のことを信じているのだろうか?


不覚にも、心を動かされました。
私も堀江さんも同じ歳ですが、なかなかこの歳でゼロになった自分を見つめ直す機会はありません。

ゼロになった男の本音。



本書は、いわゆる有名人本です。
服役満了直後の本ということもあり、話題性もあり、ビジネスの匂いがしないと言えばうそになります。

あえてPRに載せるために話題性を狙ったコメントもあるでしょう。

でも、上記の章を読むだけでも、僕は1400円を払う価値があると感じました。


ぜひ、読んでみてください。