先日、弊社代表より社員全員に
「産科が危ない ー医療崩壊の現場から」という本が配られました。

その本を読んで、
普段、お産の現場に触れている私たちにとって
とても勉強になったのでここに記したいと思います。
私は、ハーゼストに入社し、お産の現場に携わるようになってから2年が経ちましたが
まだまだ知らない事ばかりだった、、、というのがこの本を読んで改めて実感しました。
私は、去年の8月にサマースクールに実際に行かせてもらい
先生方の本当に真摯な熱意を肌で感じました。
その本当の意味を今回この本を読んだことによって
深く知ることが出来ました。
産婦人科医師不足に陥った状況や、これからまた不足することが予測されていること、
そして、不足する事によって、日本の未来は決して明るくないこと。
それを知ったことによって、
自分ももっと使命感をもって、この仕事に取り組まなくてはならないと痛感させられました。
私は、昨年、
愛媛、香川、徳島、鹿児島、沖縄、岩手、山形など
特に地方の産婦人科を訪問し、たくさんの先生方とお会いさせていただきました。
お会いする中で感じたのは、
高い志と、熱意を持って、取り組んでいらっしゃる姿でした。
しかし、本には地方の産科医療の大変さなどが随所に載っていました。
そんな状況下にも関わらず、笑顔で対応して下さった多くの先生方には
改めて、敬服し、その使命感の強さを感じました。
お産の現場に関わらさせていただいていながら
まだまだ知らないことばかりで
自分の勉強不足を痛感しましたが、
この本を読ませて頂いたことによって
自分が多くの産婦人科を訪問し、現場で見て来たことが
少しずつ繋がってきました。
先日、手に取り、まだ一度しか読んでいませんが
これからもこのお産の現場に関わらせて頂く上で
自分のバイブルにし、
本がすり切れるまで読もう、自分の血肉になるまで読み深めよう
と決意しました。
最後に読んでいる中で「アネティス」の文字が出て来たことには、
飛び上がる程の嬉しさを感じました。
ならびにさらなる使命感を持って、
今の仕事に取り組んでいこうという意欲が湧いて来ました。
ありがとうございました。
TAKEUCHI