玉木潤さんがシェフをつとめるパン屋さん、
たま木亭。
こんな有名なパン屋さんが
まさか地元に出来ていたとは!!

場所は宇治黄檗。
へー、そんな場所にパン屋さん?
と思ったら
学生時代、なにかといえば通っていた
「マダン」というパスタ屋さんの近くでした。
懐かしーーーー!
このマダンは大皿パスタでめっちゃ安くて
しかも何でもかんでもニンニクが大量に入ってて
私にとっては思い出の味。
たしか途中で一回改装してキレイになってたような…。
マダンがまだあってなんか嬉しいなぁ。
って、話がそれた。
そうそう
たま木亭。
ドンク時代に日本代表として
パンのワールドカップ「クープデュモンド」に出場した玉木潤シェフが
2001年に独立して開業したのが「たま木亭」。
ちょうど私が地元を離れたのと入れ違いやん・・・、がーん。
ちなみに同じ年のクープデュモンドに
日本代表メンバーとして一緒に出場したのが
東京三軒茶屋にある「アトリエブレッドラブ」の馬場シェフ。
へー。

朝8時45分に到着。
並ばずすんなり入れました。
ただ、やはり店内が狭い!
混んでくると行ったり来たりできず
ゆっくり選べへんかも。
テレビで見てた雰囲気や
インターネットでの情報から
少しお子様向けパンばかりな印象でそこが不安やったけど
いやいや、店内に一歩入った瞬間からテンションMAX!
確かに甘いパンも多い。
けどすべてに個性とこだわりが感じられる。
選ぶのにワクワクするような想像力を掻き立てられるパンたち。
このパン、噛んだらどんな食感やねんろう
どんな味がするんやろう
見た目通りじゃない気がして面白い。
たとえば明太フランスって色んなパン屋さんにあるけど
たま木亭の場合は「おもち明太」。
名前からも見た目からも他のパン屋さんと違う。
このおもち明太、
ただ冒険してるだけじゃなくて
驚くほど掛け算な味の広がり!
上手くいえへんけどそのネーミングからは想像できひんほど
都会的な味がするねんーーーー。
名前を伏せて
一流のフレンチとかで出されても
たぶん違和感なく食べてしまいそうな感じ。
この裏切りがたま木亭の魅力かも!

クルミと黒蜜りんご
ほうじ茶バターロール
パンシュー
おもち明太
ブルーベリーとくるみの練乳仕立て
クニャーネ
いちじくクロワッサン
カレーパン
まだまだ食べたいパンがいっぱいやったけど
泣く泣く選んだ&一緒に行った妹の好みも含め
このセレクトになりました。
人気のカレーパンは1人3個まで。
クニャーネはなんと1人1個しか購入できません。
すごいー。

思わず一目ぼれしたのが
生のいちじくを使った
いちじくクロワッサン。
カスタードクリームも入ってて冷やして食べるパン。
このクロワッサンの歯触りがなんとも。

そして人気のパンシューは
かなりガッツのある濃いめの味付け。
マスタードも効いていてお酒のつまみになりそう。
甘いパンやおかずパンばかりが目立つようやけど
ハード系のパン生地がしっかりもっちりで
生地だけでも通う価値ありのパン屋さん。
近所にあったらバゲッドもコンプレもカンパーニュもパンドミも食べたい~!!!

ちなみに今回購入できなかったクロワッサンは160円。
どれもこれもコストパフォーマンスはめっちゃ高いと思う!
街のパン屋さんとして日常使いができるお値段のまま
パンのレベルはとても高い。
そして気取ってない所がいい。
色んな食材を
普通のパン屋さんとは違った使い方をする事で
たま木流のパンが生まれてる。
地元に帰る理由がまたひとつ増えました♪