心臓血管麻酔専門医試験③ | 麻酔とアネスアルファの両立日記

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ヘパリン 

新水性

ATⅢとの結合部位をもたないヘパリンは活性を持たない


プロタミン

ヘパリンとは非特異的にイオン結合する


気管支動脈系のうち、呼吸細気管支よりも末梢に灌流した血液のみ左室に入る

(気管支動脈系全てが左室に入るわけではない)


HIT抗体は感度は高いが、特異度は低い

(HIT抗体だけでアルガトロバンを使用しないように)


TOF 無酸素発作の対処法

輸液(肺血流量を上げるため)

腹部圧迫、フェニレフリン(SVRを上げるため)

βブロッカー(筋性狭窄を少なくするため)

(選択肢にはニトログリセリンがあったので、それが間違い)



一酸化窒素(NO)吸入療法

メトヘモグロビン血症に注意


遅延造影MRI

造影剤により白く濃染されるのは、梗塞により生じた壊死心筋

バイアビリティのある心筋は染まらない

(選択肢にはバイアビリティのある心筋が白くなるとあったのでそれが間違い)


冠攣縮性狭心症

安静時(とくに夜間から早朝にかけて)に出現する

カルシウム拮抗薬によって抑制されるが、βブロッカーでは抑制されない

(βブロッカーでは血管攣縮をまねくことがある)

欧米人より日本人に多い


ダビガトラン、リバーロキサバン、エドキサバン、アピキサバンは非弁膜症性心房細動患者の虚血性脳卒中および全身性塞栓症の発症予防にclassⅠで推奨


直接トロンビン阻害剤 ダビガトラン

FXa阻害剤 リバーロキサバン、エドキサバン、アピキサバン


解離のcoronaryの閉塞は右と左どちらが多いか?→右が多い


VSD症例のQp/Qsを求める計算問題


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