チークの使い方が変わってきたことについて。
チークがニュアンサーやハイライトと近い関係で、捉えられることは定着してきました。
ニュアンサー兼ハイライトの新作
チークは通常チークエリア内で、その時々のメイクにあった形にしますよね。
例えば逆三角とか楕円とか。
これはもちろんそのまま基本の使い方としてOKなのですが、チークをフェイスカラー的に使うやり方も最近よく見かけます。
つまり、本来のチークエリア内からはみ出して、フェイスカラーのように広く薄くつけていくやり方です。
ちょっとシェーディングに近い使い方をチークでもやってしまうような使い方と言ってもよいかもしれません。
元々、昔からあったやり方ではあるのですが、最近そういう使い方が推されてきたのは“チークが主役のメイク”が増えてきたからでしょう。
チークエリア外の位置につけるときは、かなり薄くする必要があるので、メイク画像などでははっきり写ってなかったりするのでわかりにくいのですが。
フェイスラインのほうまで薄く広げたり、鼻先やあごにもほんの少しだけつけたり。
この場合【薄く】が絶対的ルールです。
例えばこのメイクだと、目元はカラーレス、リップは粘膜カラー寄りで、チークを主役にしたメイクであることがわかると思います⇩
MAQUIAよりお借りしています
目元はこれ⇩
チークを左右切り離して入れるのではなく、鼻を横断するようにつけ、フェイスライン側のほうまで横長にエリアを拡大しています。
チークのスタンダードから言えば広すぎるのですが、アイ・リップを引き算しているからこそバランスがとれるつけ方なのですよね。
ミュートメイクに相性のよいつけ方だともいえます。
こんな風に広範囲につけたり、チークを強調したりというチーク主役のメイクでは、リキッドやクリームタイプが今後も増えてきそうな気がします。
プチプラ
最後に。
これを「大人のメイク」に落とし込むにはどうすればよいのかについて。
ここまで大胆に可愛いカラーを発色させるのも…ってところがあると思います。
色々試してみたところ、楕円の変形バージョンがおすすめ。
楕円形で横長に入れておいて、中央寄りの部分をしゅっとさせる(まが玉風)に入れます。
余ったもので、フェイスラインのほうまで入れておくとつながりができますね。
色の出し具合(濃さ)は、大人なのでこのメイク例より薄くしてよいと思ってます。
MAXこのくらい!?
MAQUIAよりお借りしています
“まが玉チーク”よかったら試してみてください。
ふたつとも ベスコスとってたチークです。
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