2024年 年頭所感
あけましておめでとうございます。
幸多き新しい年を迎えられましたこととお慶び申し上げます。
さて、今年はどんな年になるのでしょうか。
そんな思いも束の間、元日には能登半島での大地震が発生しました。
津波や火災も発生し、東日本大震災を思い出す方もいらしたかと思います。
また、昨日には羽田空港での航空機衝突事故が起き、事故の映像を見るかぎり心が痛むものです。
地震や事故での被害を受けられた皆さまには心よりお見舞い申し上げます。
新年早々にこうした災害などが起きると、改めて「備えあれば患いなし」という言葉を思い出します。
何事も便利な時代ではありますが、万が一の想定はどこかでしておくことが重要だと感じた正月三が日です。
2024年の干支は辰。
株式相場の格言に辰年は「辰巳天井」と言われるように、昇り竜のごとく、上昇相場への期待が高まる年と言われます。
株価や物価の上昇だけではなく、賃金も上昇する年に期待したいと思います。
私事ではありますが、今年で不動産・住宅建築関係の業界に携わってから40年あまりとなりました。
長いようで短い時間経過の中で、年々進歩の見られる業界の昨今ではありますが、関連するトラブルは未だに途絶えることがありません。
その多くは40年来変わらず同じようなトラブルで、しかも人為的なミス。
最終的には、いわゆる「言った言わない」という論点になってしまいます。
また、近年では携わる企業側の業務分業体制がミスにつながるケースも見受けられます。
担当部署の業務は熟知しているが、業務全体の中で「いつ・どこで・だれが・なにをすればいいのか」ということが、社員ひとりひとり掌握できていないという時代です。
したがって、何かトラブルが起きれば責任の所在もたらい回しになりかねません。
エンドユーザー側から見れば、不動産や住宅関係は日常的に触れる場面が少ないためにどうしても情報弱者となってしまいます。
とあるお客さまに聞くと「いくらネット情報を探しても、いくつもの答えがありどれが正解なのかわからない」と・・・
そういったお客さまが当方宛てに辿り着くというケースが頻繫にあります。
問題解決には豊富な知識と経験がないと、なかなか正解にはいたらないとつくづく感じる次第です。
そうした皆さまのお役に立てればと思っています。
皆さまにとりまして今年も良き年でありますように、心よりお祈り申し上げます。
*新年は1月5日(金)より営業いたします。
電話:03-6665-6877
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