桜の木は葉っぱばかりになりましたが、この場所からの眺めが好きで、来るとつい写真を撮ってしまいます。

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第2部は

「楠昔噺」
    砧拍子の段
    徳太夫住家の段

祖父は山へ芝刈に
祖母は川へ洗濯に

と言う角書がついています。

砧拍子の段は、その角書どおりのような長閑な場面から始まります。

しかし、時代は南北朝の戦乱の時代です。

徳太夫、小仙夫婦は共に子供を連れての再婚同士。
その息子と娘婿が、それぞれ鎌倉幕府方と後醍醐天皇方の武将になっているというのです。

ややこしいので、人物関係図で

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息子と婿が宇都宮公綱と楠正成って

有り得ないでしょ  (^^;; 

百姓だった婿正作は、天皇の見た霊夢によって、侍大将に引き立てられたのだとか。息子竹五郎は勘当されて家を出てから武士になったらしい 

ともかくそう言うわけで、老夫婦は互いを思いやる心から、それぞれ相手の連れ子を大事に思い、その勝利を密かに念じています。
しかしそれが後の悲劇を生むことになるのですが。

ところで後半、徳太夫の家で公綱と正成が相対することになりますが、弓の名手である公綱が奥の部屋の正成に矢を射かけます。
本当に矢を射るのは、公綱を遣う玉志さんですが、大きく弓を引きしぼり、放ちますと、矢は正しく奥の正成(実は藁人形)の方へ飛んでいきました。
凄いです、玉志さん 

さて、徳太夫と小仙は、互いに相手の子を思いやるがゆえの誤解から、相争うこととなり互いにわざと相手の剣にかかり瀕死の様子となります。
徳太夫の最期の言葉が、孫に自分たちのことを聞かれたら
「祖父は山へ芝刈に、祖母は川へ洗濯にと言うてすかしてたもいなう」というものでした 


「曾根崎心中」
    生玉社前の段
    天満屋の段
    天神森の段

一昨年の文楽鑑賞教室でかかったので、2度目になります。
徳兵衛は清十郎さん、お初は勘十郎さん。
どちらも美しく儚げな様子がたまりません 

最後の折り重なって生き絶えるところの妖しいほどの美しさ。
人形ゆえの美しさで、この演目は、やはり歌舞伎より文楽のほうが好きです。

この日の客席は、外国 の方がいつもより目立ちましたが、「曾根崎心中」なら言葉がわからなくても大丈夫ですね。

NHKのカメラが入ってましたが、どれを放送してくれるんだろう。
楽しみ