日付は忘れたけど、やりました。
井上靖氏の額田女王を読了いたしましたっ!!><
普段から読書してる方からしたら、
ほんと、そこまで苦しむか?って量かもしれませんが!!
あの文庫本の字の小ささはエグかった!
そこらに売ってる文庫の半分ぐらいなんじゃないの?(;;)
約4ヶ月か…
間に何冊か挟んでたにしても、おっっっそ!!!(笑。


時代は中大兄皇子が大化の改新をしたあとね。
中臣鎌足と、蘇我入鹿を暗殺したアレですよ!
教科書の上では脳を軽く撫でるように去ってく日本史が、
小説だとなんとなく頭に入ってくる不思議。


主人公は天智天皇(中大兄皇子)と、その弟、天武天皇(大海人皇子)の間に揺れ、歴史に翻弄されたひとりの巫女、額田女王(ぬかたのおおきみ)。


もうね、次期天皇、2人から寵愛を受けるとか今時少女マンガでもそんなベッタベタな……
って思いながら読み始めたわけですが。


額田のね、2人からの口説き文句に対するかわし方が品が何ともあるし、聡明だし、読んでて全く嫌じゃない。


図に乗らない女は美しい。


神の声が聞ける特別な女性って立場でお仕事しているので、
普通に男性に恋をしたらいけないと、その葛藤も読んでて苦しかった。


国の中心になる2人から愛されたがために、
額田が原因で本来力を合わせるべき2人が仲違いした、って見解も本当に存在するようです。


遣唐使派遣、朝鮮での戦いから、
壬申の乱までを描いている作品。
歴史は好きだけどこのあたりは流石になにも知らなくて、
断片的にたまたま覚えていたことが繋がった一冊でした。


ちなみにこの本は母が好きな本らしく、
失恋してゾンビになってたあの頃にボロボロのこの文庫をくれました。

“2人の男を手玉に取った女の話だからこれで勉強しなさい(^^)”

………。

そう言う内容でもなかったけどなぁ(*_*)ww
なんか結果的にどっちつかずになっちゃった感は結構あったな。
そんな簡単なことじゃないんだけどね。


これ読み終えてからスグ、Wikipediaで大海人皇子や中大兄皇子のことを調べてたら、
当たり前だけど妃や皇子、皇女に知ってる名前がたくさん並んで、本と現実がリンクした感覚。


巻末の解説をしっかり読んだ後のがもっと現実に近づいたけどww
全て真実じゃなく、井上靖氏の空想がほとんど、だと。
そりゃそっかぁ。


次は淀どの日記、読んでます!
約12時間前―
なんとなくバイト帰りに思ったこと。


いつもと同じ帰路、
昔と景色の変わった小学校、
いい具合の秋っぽい夕焼けと
イヤホンからガンガン鳴る、東京佼成ウィンドオーケストラ!


Omens of love
中2の夏で吹奏楽部を離脱したあたしが、
飽きずに懲りずに聞き続けた曲


見慣れた夕方と聞き慣れた音楽のせいか、
やけに哀愁が、郷愁が……ww




この町で過ごす最後の夏が、もう終わった気がした。
家族、友人、思い出、
これ以上ない財産をここに残してでも、
飛び出したい場所があるというのは幸せです。




一緒に育ったヒトが周りにたくさんいる。
それほど安心する事はない。
だけど離れても友達でしょって、
当たり前に思える人がいるから何も怖くない。


いや怖いけど、怖くない。




色んな気持ち巡る夕方だったな。
淋しいし不安はあっても、
でもどうしてもここから出て行きたいし、
出て行った先に孤独とかよりも絶対的な安心感がある。
優しい人が待ってるから。
そこで生きてく自信がある。
そう言う結論がガラにもなく前向きすぎて、
感慨深いような、勝手に感動したような、
感情が入り組んで、正直、涙目になった。
久しぶりの読書感想文になっちゃいました。。
相変わらず、井上靖の「額田女王」に苦戦していて、
息抜きとして読んでいたらいつの間にか読了してしまったという、
前回の「桐島」と同じパターンの読書感想文になります。


手に取った理由は、夏の庭というタイトル。
そして、3人の少年が主人公という点。
作者は湯本香樹実さん。


いつも3人でつるんでいる、小学校6年生の男の子達が主人公。
その中の一人の祖母が亡くなったことで、
人の死、人の亡くなった姿に興味を持った少年たち。
夏の間、学校のソバに住む一人暮らしのおじいさんが
死んでしまうまでの観察を始める・・・
という、一見ちょっと残酷な物語。


最初はおじいさんに疎まれながらも、
現代っ子3人と戦争を体験したおじいさん。
年の差のある男達が、心を通わせていく様が本当に面白かった。


3人にとっての、初めての“大人の友達”。
たくさんのことを素直に吸収していくところが小学生特有だと思う。


物語の終盤は、予想に反して泣けてきてしまって、
大好きだった祖母のこと、遠くに住んでたおじいちゃん達、
高校生で亡くなった友達、そして今年他界した愛猫。
今までただ“失った”と思っていた存在が、
急にあたたかなものに感じられるような小説でした。


あっけなく人の最期が来るような描写も凄くリアリティがありました。
亡くした人を惜しむことは当たり前だけど、
それは自分の勝手で、当人は一生懸命生きてきたんだ、と。
だったらどんな命にも「お疲れ様」が妥当なのかもしれないなぁ。
色々考えさせられました。


200頁ちょっとの短い小説で、文章もとても読みやすく、楽しい時間だったな。
そのちょうど200頁目が、あたしの心を、3人の心を救う場面。
あたしはきっとこの小説を忘れません。