みなさま、こんばんは。
マツモトリサです。

とっても遅くなりましたが、
先日行われたBAJ+さんさんの会の座談会のレポートです。

今回は<大船渡の現状>について、
そのままお伝えします。

今の大船渡がどんな様子なのか?
少しでも知って頂けるとうれしいです。

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<現在の活動>

○現在のメンバーは、5名+ボランティア(最大35名)

○独居老人向けに150食のおかず弁当を配食している。
ご飯はご自分で炊いて頂く。

○70代~90代の男性への対応が難しいが、
1年活動していて変化もみられる。
自分で簡単な料理を作るように。

男性向けの料理教室も検討中。

○女性は編み物などコミュニティを作っている。


<仮設とみなし仮設・在宅の現状>

○仮設:支援・情報が充実。
○みなし仮設・自宅(半壊):支援・情報無し。

大船渡だけでなく、全体の傾向として
みなし仮設や・自宅にいる方の状態の
洗い出しはなかなか出来ていない。

○さんさんの会の地元メンバーが「足で稼いでいる」

仮設の人から、在宅の現状を聞き、
在宅の方から、他の在宅の様子を聞く・・・。

室温2度でも、丹前を着てるから大丈夫という人もいる。

民間アパートに移られた方の環境が
酷い状態だったこともある。



<被災者と支援者のマッチング>

○ニーズを収集し、何が足りないか?
本当に必要な物なのか?必要な人なのか?を
確認し、FBを通して情報を発信している。


<温度差の問題>

○陸前高田は全部流されたことで、
一から創り出そうというやる気がある。

一方、大船渡は津波で流された場所と
そうでない場所の温度差が大きく
一致団結とはいかない。


<与える→一緒にやろうへ>

○与えるフェーズは終わった。
引っ張るのではなく、みんなのお尻を
「何かやろうよ」とたたく存在になりたい。


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次回は、<被災者支援は街づくり>
お伝えします。



認定NPO法人 BAJ(ブリッジ エーシア ジャパン)
http://www.baj-npo.org/
さんさんの会に対し、支援を行なっています。

○2.11座談会 報告 Add・・・2/13
http://ameblo.jp/baj-volunteer/entry-11163628622.html


さんさんの会
http://www.facebook.com/sansannokai
震災後、避難所や仮設におかずを作り配食する活動をしています。
現在は、みなし仮設、自宅にいる独居老人向けに配食をしています。