抜塞(大) | 激! クマノミ一家

抜塞(大)

最近、は抜塞大と言う形を教えてもらっている。


抜塞。もとはバッサイ或はパッサイと言う名の形。

地名や人名を頭に関して、泊バッサイ。松茂良のバッサイなどいくつか種類がある。

自分達の流派では城塞を抜くと言う意味で、抜塞と字をあてている。


大とか小というのはフルヴァージョン、コンパクトヴァージョンかなと思っていたが、

実はオリジナル=大。 改良タイプ=小と言う(らしい)。


もともとそんなに興味があった形ではないが、習ってみると面白い。

圧倒的に手技が多い。初めて出てくる山突きと言う、上段、下段への同時2点攻撃まである。

今、格闘技のセオリーではちょっと考えらないかもしれないけど。


もともと興味あまりなかったのは、多分、蹴りが好きなので興味がなかったのかもしれない。

蹴りはやはり、空手の特徴のひとつだから。


前半のクライマックスで足技が入る。基本の技では習わない下段へ足刀。

もともとは、空手では蹴りは腰より上はない(と聞いたことがある)。

そう言う意味では空手らしいのかな。


前半はほとんど受け。

最初に諸手で受けて、後方に展回して2回受ける。その後前方に展回して2度受ける。

右に転身してさらに二度うける。でもって正面にもう一度。


自分達の流派は受けはそのまま攻撃。

と、言う考えかたもあるのでそれはそれで良いんじゃないかな。

と、思ってる。

元々は違ったモノかもしれない。また、分解によっては受けと思っているものが攻撃技かもしれない。

まぁ。今はそこまで考えず。とりあえず、覚えてみようと思う。


もう一つの特徴。


http://u-maker.com/68866.html


前半の受けではあまり他では出ない逆半身の受けがいくつある。

今までは平安二段でしか使ってなかったので、つい前足を半歩引きたくなる。

逆半身。見た目なかなか良いが立ちがくずれたり、綺麗に体がきれなかったりと中々難しい。


が、そんなこんなで楽しく習っている。
ちなみに空手形占いでは自分は抜塞大タイプだった。