抜塞(大)
最近、は抜塞大と言う形を教えてもらっている。
抜塞。もとはバッサイ或はパッサイと言う名の形。
地名や人名を頭に関して、泊バッサイ。松茂良のバッサイなどいくつか種類がある。
自分達の流派では城塞を抜くと言う意味で、抜塞と字をあてている。
大とか小というのはフルヴァージョン、コンパクトヴァージョンかなと思っていたが、
実はオリジナル=大。 改良タイプ=小と言う(らしい)。
もともとそんなに興味があった形ではないが、習ってみると面白い。
圧倒的に手技が多い。初めて出てくる山突きと言う、上段、下段への同時2点攻撃まである。
今、格闘技のセオリーではちょっと考えらないかもしれないけど。
もともと興味あまりなかったのは、多分、蹴りが好きなので興味がなかったのかもしれない。
蹴りはやはり、空手の特徴のひとつだから。
前半のクライマックスで足技が入る。基本の技では習わない下段へ足刀。
もともとは、空手では蹴りは腰より上はない(と聞いたことがある)。
そう言う意味では空手らしいのかな。
前半はほとんど受け。
最初に諸手で受けて、後方に展回して2回受ける。その後前方に展回して2度受ける。
右に転身してさらに二度うける。でもって正面にもう一度。
自分達の流派は受けはそのまま攻撃。
と、言う考えかたもあるのでそれはそれで良いんじゃないかな。
と、思ってる。
元々は違ったモノかもしれない。また、分解によっては受けと思っているものが攻撃技かもしれない。
まぁ。今はそこまで考えず。とりあえず、覚えてみようと思う。
もう一つの特徴。
前半の受けではあまり他では出ない逆半身の受けがいくつある。
今までは平安二段でしか使ってなかったので、つい前足を半歩引きたくなる。
逆半身。見た目なかなか良いが立ちがくずれたり、綺麗に体がきれなかったりと中々難しい。
が、そんなこんなで楽しく習っている。
ちなみに空手形占いでは自分は抜塞大タイプだった。
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