東日本大地震 避難 | 激! クマノミ一家

東日本大地震 避難

小学校には人が集まってた。


さっき公園でみかけた幼稚園の団体。公園で見たときは地震たいしたことないと思ってお散歩に行ってるのかと思っていたが、ここに避難していた。


しばらくすると学校の職員みたいな人が、寒いので体育館を解放しますと言って体育館をあけた。


幼稚園の子とか女性が入ってからと思ってしばらく外にいた。

入っても大丈夫そうなので入った。

中にはパイプ椅子とマットが用意してあった。


さっきのコ達が後ろのほうに座ってた。

とりあえず前はガラガラなので前に座った。


激! クマノミ一家

そのうちにもドンドン人が増えだした。

最初は椅子もあまってたけどやがて、僕の周りの椅子も埋まりだした。

輪になろうよ。と女性達が輪になって座りだした。このままでは自分も輪に入ってしまうのでちょっとずれて座った。


やがてヘルメットを被った人達がきて、一人がアナウンスをはじめた。


あと学校側が毛布を用意してくれた。

激! クマノミ一家

段ボールをあけて毛布を渡す準備。
激! クマノミ一家



あまり切羽詰まった雰囲気ではなかった。

駅ビルの人達はニコニコしながらおしゃべりしてる。

電話つながんないよー。とか、あ。お菓子食べる? とかやってた。



ワンセグやPC見てる人の声が耳に入ってきた。

わ! 燃えてる! とか 水すごい。

え。これ千葉? 沖縄までいってるよ。 とか聞こえてきた。


なんか日本中凄いことになってるのかも。

と思った。


でもワンセグもPCももってないので断片的にしか情報なくて、どんなか知りたいと思った。


社長とは公園で別れたきり。小学校に来たことは知らない。

戦争の時とかこんな感じで散り散りになってくんだろうな。と思った。


寒くなってきたので毛布をもらった。


相変わらずみんな電話つながんないよー。

と言っていた。

なので電池を落とした。

もしかしたらもっとすごいことになるかもしれない。ろうせつながらないなら電池を温存しておこうとおもったからだ。


そのうち駅びるの安全が確認された。

との報があったので事務所に帰ることにした。


半袖のままや、薄着で来た女の子達はそのまま毛布をかぶって通りを歩いて戻って行った。