Shelley Coffee set
実家でお茶、その5です。
この日もコーヒーでした。
寒かったのでティザニエールにコーヒーを入れて
保温しながらいただきましょう作戦。
ティーキャンドルひとつで、ずっと温かいままなのが
心底ありがたく、重宝しました。
カップはシェリーのディンティシェイプです。
コーヒー用なので、紅茶用のデインティよりも
ひとまわり小ぶりで、縦長になっています。
桜色と空色の花束に、持ち手とふち+花を囲むように金色の点線が
手描きで描かれています。
バックスタンプからすると1925~45年のものですが、
パターンナンバーは書かれてなくて
彩色したペインターさんのサインらしき文字があります。
で、これがほんとにおもしろいのだ!
まずはこちらの写真をご覧ください。
決まりごととしては
①花は左側にピンクを二輪+右に青いのを一輪描いてね。中心は黄色でよろしく!
②葉っぱは縦長なのをてっぺんに、小さいのを花の周りに適宜あしらうべし。
③星形のところに添って、花を囲む感じで金彩で点線を描いたら完成(^-^)/
くらいの、おおまかなのがあって、あとはその人任せだったのでしょうか…?
上の写真で、左下のペインターさんのは
いかにもイギリスの野の花という雰囲気で、のびのび描かれています。
ひとつおきに、枠いっぱいに広がる感じのと
ややゆとりを持たせて小さめに描いてあるのとが交互になっていて
(でも水色の花の大きさはなぜか一定;)変化がついて見えます。
金彩の点線は、お皿の型押しの模様にかなり忠実に添っていますが
点線だったりてんてんになったり、長さにちょっとばらつきが。
次に、上の方のは
こぢんまりと、品よくかわいらしくまとまっています。
花のピンクがえんじ寄りで、葉っぱの緑も深め。
葉っぱにまるみがあるのと、水色の花が渋めの色使いなのとで
全体的に可憐で落ち着いた雰囲気です。
点線のふちどりは、点描のようになっているくらい、細かく丁寧に描かれています。
最後に、右下の方は
色合いが淡めであかるく、華やかな印象です。
花も葉っぱも一気にさらさら描き上げられたような、
ふわっと風が通った感じを受けます。
ゆっくり描かざるを得ない点線も、
おそらくリズムを大事に流れるように描いていったのでしょうか、
かたちも点の長さもかなり自由な感じになっています(^^ゞ
全員、①~③は守っているのですが、三者三様、
それぞれ個性が遺憾なく発揮されているのがほんとにおもしろい。
今なら絶対同じ商品として出荷されなそうですが;
こんなおおどかなところが古いものならではで、
なんともいいなぁとも思います。
六客あるのですが、上のような感じでそれぞれ微妙に異なるので
仕度をするときに一瞬アトムの目になって(←イメージ
お揃いのカップとソーサーを組み合わせるのも楽しいです。
<おまけ>
最初の写真で映り込んでいるのは
私が高校生の頃に使っていた英和辞書です。
今はトチーとチビ子ちゃんが、英語の勉強をするときに使ってくれています。
よく引いたなー…
今は電子辞書がデフォルトのようですが、
目当ての言葉を探す途中で、関係ない絵や図を見たり
同じページのほかの単語の意味を読んだりするのがおもしろかったです
←こんな調子だったから同じ単語を何度も引く羽目になったのでせうね(遠い目








