片口
小さめの片口です。
父方の祖母が母方の祖母に贈ったものだそうで、
祖母の食器棚に入っていたのを
数年前に譲ってもらって、うちにやってきました。
どこの焼きものか、いつ頃のものか
まったくわからないのですが;
落ち着いたいろいろな色の縞模様と、
しっとりなめらかな手触りがとてもいいです。
とろろやごまだれ、
食後のくだものなどを入れてよく使っています。
ミルクピッチャーなどにも思いますが
注ぎ口がついているのが何だか親しみやすくていと嬉し。
秋ばらが咲いていた頃のお茶、巨峰と梨です。
・・・・・・・・・・
お正月はいかにんじんを盛りつけるのが定番になりました。
父方の祖母が住んでいた福島の郷土料理で、
おせちに必ず入っていたそうです。
実家でも毎年作っていました。
するめと金時にんじんを細く切って漬けるだけなのですが
微妙な加減がかなり難しくて
はじめのうちは母がよく電話で聞いていたのを覚えています。
直接話した方が早い、と祖母どうしが話そうとしたこともあったのですが
どちらも方言100%で、聞き返しながらだったカオスな電話が忘れられマセン…
大量のするめを切るのは父の担当でした。
普段は布以外を切ってはいけないことになっていた、家中でいちばんよく切れる
祖母の裁ちばさみ がこのときだけは例外で
するめ切り用に持ち出されるに及んで、
あ~年末だ、お正月がくるねとわくわくしたものです。
中学生になって、ようやくにんじん切り係に任命されたときは嬉しかった!
こんにゃくをひっくりかえして手綱にするあたりから始まって
数の子の薄皮むき、昆布巻きのかんぴょうをくくる、と
おせち作りは毎年できることが増えていくのが楽しかったなと今にして思います
今は分量を少なめにして、自分で作っています。
黒豆を入れても似合います
<おまけ>
岡倉天心『茶の本』 2015年1月 (100分 de 名著)
NHKの「100分de名著」、1月は岡倉天心の『茶の本』!(サイトはこちら )
明治39年に、海外の人に日本文化(茶道)を紹介するために英語で書かれた本です。
今日の夜からスタートなので
この機会にまた読み返してみようと思っています。
英文と訳を較べながら読むとおもしろいです。






