2012年100冊目指して!28冊目は。。。。
島本理生さんの
『一千一秒の日々』
7話の短編小説でところどころが繋がっている話です。
1話に出てきた主人公の友人が
2話目では主人公になっていたりします。
全体的には、恋愛にまじめな人たちの物語。
実に、島本さんらしい。
島本さんといえば、綿矢りさや、金原ひとみさんたちと同い年くらいで
同じくらい文学にすぐれた人間で、
きっと、綿矢さん、金原さんより
小説そのものが好きなお方です。
夏めく日 という短編でこの小説は終わるのですが、
島本さんらしいお話で終わったな。。。と言う感じです。
先生との叶わない恋。
こういう設定の話を得意とする方です。
実に共感できない!笑
私は、そういう恋をするタイプの人間ではないから。
でも、不思議と友達を見ているかのような感覚で
すらすら読めます。
先生によく恋してしまう方
いかがですか?
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