認知症介護日記

義父「じい」89歳!

トイレ詰まる③泣き寝入り

 

 

途方に暮れた長女から電話が入った

 

長女

 

「最初の見積もりは4万円!追加工事で・・・??高額な料金を請求されたけど・・・価格交渉で、16万円!これ以上無理だって。どうしたら良い?」

 

 

「えっ?」

私は亡き夫に言われた事を思い出した。

 

「1人暮らしのじいに、嫌がらせをされては困る。訪問販売の高額な漬物代金1万円を支払う方が賢明」

 

亡き夫(長男)の指示だから泣き寝入りで支払った。

    

今回も、どう考えても高額な請求

 

電話の向こう側では・・・

 

じい、ヘルパーさん、長女・孫がトイレ業者と対面している。

 

亡き夫(長男)だったら・・・

 

価格交渉を長引かせるより振り込むことを選ぶであろう。

 

自分に言い聞かせた

 

16万円泣き寝入りを決断!!

 

1人暮らしのじいの家まで急いで駆けつけた長女だが・・・

 

溢れた汚水の掃除・片付けに間に合わなかった。

 

ヘルパーさんが掃除を終えたところだった。

 

本当に申し訳なく思う。

本当に有り難いことである。

 

じいは尿とりパットをどこに捨てるのか、急に分からなくなりトイレに流しただけである。

 

後日、別の水道業者から、通常2、3万円の費用と聞かされた。

 

独居老人の弱みを利用し、高額請求する業者の存在を思い知った。