アネラにとって大切な人が
天国ってところへ行って1年 が経ったわん。
生まれ育った町の夜景を見ながら
みんなでたくさん思い出話したわん。
“わたしね、あなたより1日長く生きてあなたを看取りますから”
ってずっと前から約束してたの。
その約束は守れたからよかったわ。
あのひとが病気になってからは
“これが最後、これが最後”
っていう思い出をたくさん作ったの。
そんな愛情たっぷりのお話をしている間に
あっという間に夜明けがやってきたわん。
たっぷり
朝日を
浴びて
今日がはじまるんだわんね。
1日1日大切に過ごすわん。
月日が経つのはあっという間だからね***