「豆の上で眠る」 
                       湊かなえ


題名からなんとなくほっこりした作品かなと思い込んでいましたが、しっかり湊ワールドでした。

この作品は、登場人物の価値観や思い込みに翻弄されると言うよりも、物語の設定に翻弄される感じでした。

真実が明らかにされたと思ったら覆される、、、を数回繰り返し、ラストで真実がわかってもさらに疑問を投げ掛けられる構成が、私にはある意味心地よかったです。

家族、姉妹、友達、近所の人、学校の先生、、、それぞれのリアリティーが、読み手を引き込んでいく作品でした。