今日は、恥ずかしながらの写真から…



床屋さんへ行ってきました。

カットコムズで1200円。

何だか少しづつ高くなっています。

昔は1000円札1枚あれば良かったのに…

前回は5月だから、4ヶ月に一度位の出費。


さて、なんで行ったかというと…

明日から籾摺りが始まります。


先の写真、背景は今日刈った田んぼ。

これで、私の管理地6枚のうち4枚は終わりました。

ところが、乾燥機がいっぱいになり刈っても納めるところがありません。そこで前倒しで明日から籾摺りとなったのです。(乾燥機を空にしないと…)


籾摺りの場は細かい塵がもうもうと舞っています。

それで塵の纏わりつく髪の毛を落としてきたのです。

もちろん帽子被って作業はするのですが、追いつきません。

元から無くしたほうが、あとが楽です。




私達は舟倉用水が命綱です。

奥の山から引いてきているので、9月に入ると水は止まります、カラカラです。用水を管理している「土地改良区」はこれから用水の補修に入ります。雪解け後は簡単な補修と冬の間に溜まった泥上げなどで済ませるよう、雪が降る前に直しておきたいのです。




午前中は田の草取り。一度きれいにしたのに、また生えてきました。


私の機械の面倒を見てくれている新井農機さんが言ってました。「昔は船峅へ上がると(草一つ無い)綺麗な田んぼだったのになぁ〜」。


そう。言葉にはなってないが、《今は(草だらけ)の荒れた田んぼになったなぁ〜》が近年の船峅の風景から見える感想なのでしょう。


減反政策、牛などの餌(WCS)栽培、人参など多品種化…

一度、牛の餌などに手を出すとその楽さで田んぼは荒れ始めます。



ヒエの田んぼ?になってます。

まぁ、半分近くは減反しなくてはいけないのですが、牛の餌は減反したことにカウントしてもらえます。出荷する野菜などを植えると田んぼには手が回らなくなり、ヒエ取りなど諦めます。


撒かれた種は最低8年は毎年毎年伸びてきます。(完全抜き取りを8年続けないと種は地中に残っているからねの意)

私なんて途中台風で種を蒔かれたりで、10年やってるのに、まだまだです。(完全に取るなんてホントは難しい。)


課題を抱えつつ、今年の稲作りはフィニッシュに向かっています。かと言って舟倉用水は山奥の冷たい水を呼び込んでいます。冷たい水でキュッとしまったコシヒカリは、いささか鼻高です。


JAが合併する前の船峅農協があった頃、「船峅米」と呼ばれ米屋さんの間で引っ張りだこで高値が付いたと言います。が、今は婦中町、八尾町、大山町、大沢野町で合併しひとつのJAとなっています。全て混ぜられ「富山米」と名付けています。


広報をするにはお金がかかります。合併したり、県の力を借りないとそうはできません。各県の売り出す様々な品種が並びますが、そんな混ぜられた結果です。広報競争するためです。なんか矛盾を感じつつ、やってます。


床屋さんへ行ってきただけなのに、こんな話になってしまいました。


明日からは籾摺り。塵濛々の世界です。


参考