いつまでも続く…

持続可能…って…


私には水車を想いだされる。


はたまた…、鹿威しとか。

水の流れがあれば、いつまでも続く。


水車は水を汲み上げ、

鹿威しは時折、カターンと鳴ってくれる。


彼らは、

満たしては空け…満たしては空けをつづけている。

だから、いつまでもまわり続く。打ち続ける。


さて、今の世は、溜まる人は溜めつづけ

空っぽの人は空っぽのままだ。


先日、壊れた水車を見ていた。

ひとつの枡に水は溢れこぼれだしている。

空になれないでいる。

空っぽの枡は空っぽのまま。


満たしては、捨てる。満たしては捨てる。

水車としては、そんな当たり前のことなのだけれど


壊れた水車を眺めていて、

今の人の世?

って…


溜める人は、溜めつづけ

全体的には成長できないというか、

衰退途上国を歩いている。


溜める枡は溜め続ける…

それは、いつかこの水車のようになるのだろう。。


累進課税」って、そんな潤滑装置だったのかも。


たぶん、それ緩めた時から、

少しづつ動きが悪くなったのだろうか。

持続可能をやめたのだ…そうとは気づかず。


SDGsってやかましいが、

持続不可能をどこか感じているので、

言い訳にその語を叫んでいるのかな?


回り続けたかったら、満たしても空けることなんだよね。

潔く。