今日は、オーロラの話があちこちで流れていた。
多くは能登でも観測されたというもの。

能登で見られたのなら山形でも秋田でも見られたであろうが…中央の放送局は珠洲の映像を取り上げていた。これは満天星さんがインスタで流されたもの。↓

最南という意味で…被災地で…
ということがニュース性を高めたのだろう。

さて、富山でも高い山に登れば見られたのだろう。
牛岳から報告があった。県内の天文学会の人たちはそこで集まりを持っていた。待ち構えていたのだ。


しかしながら…抜けているというか、のんびりしていたと言うか…、集まったはいいが、ついつい話に花が咲いてしまって空を見るのを忘れていたという。後から来た若い人たちからの「能登で見られた」の報告を聞き、慌てて機材を向けたという。

その事をチューリップテレビは穏やかに放送していた。
ついでに言うと、富山市の学芸員さんも機材を職場に忘れたきたり、録音チップを忘れたり…と失敗ばかりだったようだ。
富山では端から諦めてたというか、油断が先に来ていたようだ。で、オマケを貰い損ねてしまった。

そこがまた、穏やかな感じで微笑ましくも感じた。


高い山に登らなくとも、新湊でも確認されたと北日本放送が報告があった。


かくいう私もオーロラの方は意識が向いていなかった。有名なハレー彗星を母胎とする「水瓶座η(エータ)流星群」がこの雲の上に流れているのになぁ〜と、そちらの方に向いていた。
結局はそれも諦めていた。

油断とは「諦め」から来るのかも。今回は油断なく注意を維持し続けてた人に、神様は微笑んだようだ。

フト、フロイトの「平等に漂う注意」を思い出した。

だめだなぁ〜、油断ばかり、私は。

おまけ
「聴くこと」と、私の「聴くこと」を支える理論
仲亀秀実

おまけ2
十字のところが牛岳。緯度は家と同じ。

おまけ3
今日の空だと…富山では蜃気楼に心が向く人も居るんですね。
平等な漂う注意……。
私は「油断」真っ最中。

alpha-ltpさんからの報告。

ありがとうございました。
そうだよねって思い出しました。
蜃気楼。